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【C97】「ある憑依能力者の1日」サンプル

ファンタのコーラ味さんの掲載作品冒頭になります。
―――俺には特殊な能力があった。

「おかーさーん、そろそろ寝るねー! 明日は6時だからねー!」
「はいはい、温かくしてさっさと寝なさい!」
「わかったー、おやすみなさーい」

「……ふふふっ、よーし、今日もヤるか……!」

挨拶してから部屋に戻り、いつも通りベッドに転がると日課のために意識を集中する。
俺に与えられたのは、それは自分の魂を肉体から自由に分離させるというものだった。
この能力を手に入れたのは俺が24歳だった頃、外を歩いている時にたまたま雷に打たれて意識不明の重体で病院に運ばれた、その時だった。初めてのときはただ俺の身体から魂が勝手に抜けた状態で、下には感電して死にかける俺がいて、とてつもなく焦ったものだった。
だがそれから段々とこの能力にも慣れ、今では寝転がった状態なら好きに身体から抜け出すことができるまでになっていた。

(うん、成功。今日は誰で遊ぼっかなー……)

抜け出すだけではない。この能力で魂になった俺は他人の身体に乗り移り、その身体を操ることができるのだ。この力を使って、俺はいろんな人間の身体を愉しんできた。
はじめは男に乗り移ることを考えてたんだが、別の男に入って女を好き放題するよりも、俺自身が目的の女に入って好き放題する方が効率がいいと思って、人生初めての憑依は別室のひ弱そうな女の子を標的にした。
女のカラダで味わう感覚は男のそれとは全く異なり、性別が違うだけのはずなのに、全く別の生き物のカラダを使っているような感じがして、その娘の体力が尽き果てるまでオナニーに没頭した。
それから、女の快楽の虜になった俺は毎日のように病院内を彷徨い、女を毒牙にかけていった。気に入った患者の女の子にも乗り移ったが、折角使うなら健康な肉体の方がいい、ということでナースや、お見舞いの娘に好んで取り憑くようになっていった。
退院してからもその遊びは続き、付近に住む美人で俺の餌食にならなかった女性は居ないといってもいいほどであった。

(んー、今日は由紀ちゃんに乗り移ろっかな……)

由紀ちゃんは1年下で後輩にあたる、16歳の女の子だ。俺のお気に入りで、これまで何度も憑依させてもらっていて、愛着さえ湧いている。
大人しい性格とは裏腹に、中々にスケベな身体つきをしており(俺が開発したせいもあるのだが)、記憶を読む限りEカップとのことだったのだが、実際計ってみたところほぼFだった。
そんなお気に入りの由紀ちゃんの家の近くに辿り着くと、いつもの部屋以外に明かりのついた窓が見える。あの位置は確か……

(うん、やっぱお風呂だ。しかも……! 真紀さんだぁーっ!)

真紀さんは由紀ちゃんの4つ年上のお姉さんで、近くの大学の2回生。大人の色香を手に入れた由紀ちゃんって感じの、いわゆる美人で、俺も何度か乗り移って愉しませてもらったことがある。
最近は帰ってくるのが遅く乗り移る機会も少なかったが、まああんな綺麗な顔と身体つきしてたら引っ張りだこだよな。確か前に見かけたときは街中で後輩の女の子に腕を組まれて歩いてたっけ。こっちに気付いてしてくれた流し目が恐ろしくエロかったのを覚えてる。

(ふへへっ、いい機会だ。久しぶりだし、真紀さんのカラダもーらいっ!)
「ひうっ!? ぁ、あっ……」

シャワーを浴びる真紀さんの、以前より一段と色気を増した身体つきを一通り眺めて決めた俺は、背中に回りこんで真紀さんの中へと飛び込んだ。
突然他人の魂が入り込んだことで真紀さんはビクッとカラダを震わせて、全身を痺れさせる。
そんな真紀さんを無視して、俺の魂は真紀さんの神経一つ一つに接続していく。
だんだんと狭かった俺の領域を広げ、真紀さんの肉体を侵略していく。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、そして触覚。全ての感覚を貰い受け、俺が支配する。
真紀さんの首がカクンと落ち、身体にシャワーのお湯が当たる感覚を感じる。

「……ふふっ、今回も上手くいったな……」

次に目を覚ますと、俺は鏡に映る、不敵な笑みを浮かべた真紀さんを見つめていた。それは俺の魂が、彼女のカラダを支配した証でもあった。
確かめるように、それでいてイヤらしくネットリとした手つきで、シャワーのお湯を弾く瑞々しい肌を撫で回す。柔らかく、スベスベした肌の感触に、細く美しい手の感触に、女の肉体を乗っ取ったという事実をまじまじと感じさせられて、自然と口角が上がってしまう。

「うん、思ったよりいい感じだ。真紀さんのカラダにも結構馴染んできたな」

本来、人間の魂の波長が他人の身体と合致するなんてまずあり得ない。普通の人は俺が入れば抵抗するし、一定時間たつと俺の魂も追い出されてしまう。今までの感覚からすると普通の人相手には大体30分ぐらい。それから条件があって、相手との波長が合ってたり取り憑かれた側の抵抗力が弱い場合、もしくは俺が何度も憑依を繰り返すことで「馴染んだ」りした場合は、時間が延びる。
時間的な最長はやはり由紀ちゃんだが、その姉である真紀さんにも1時間くらいは乗り移ることが可能になっていた。つまりこれから1時間の間は、真紀さんは俺のいいなりってわけだ。
シャワーのお湯の溜まる真紀さんのおっぱいを揉みしだくと、柔らかな感触とお湯が合わさってどっしりとした重量感が伝わってくる。

「ふふ、由紀ちゃんもこうなるのかな。由紀ちゃんなら魂も相当馴染んでるし、こんな素敵なものを長時間好きに出来るようになれたら、最高だなぁ」

俺が平均的なのもあって、少し嫉妬してしまうくらいのおっぱいをしばらく愉しむと、乳輪が膨らんで、乳首がピンと勃ってきた。
俺に乗っ取られた女の子はいつもそう。男である俺の意識が興奮し、それに身体の命令権全てを奪われているせいで、身体も雌としての準備を始めてしまうのだ。

「あはっ、綺麗なピンク色で、触って欲しいって言ってるみたいにビンビンの乳首。ちょっと使ってるのかなと思ったら全然そんなどころじゃなくて、乳首が性感帯で、12歳の頃からずっとイジってたんですよねー?」

俺は真紀さんの口で、真紀さんのプライベートをべらべらと喋っていく。
真紀さんに乗り移ったのはこれで5回目。彼女の脳にしまわれた記憶はもう何度も閲覧しているから、彼女の身体がどうなっているか、何故そうなっているか、全て真紀さん自身と同じくらい把握しているのだ。

「だからぁ、真紀はぁ、乳首をこうやってコリコリッとするとぉ~……ひゃぁあっ!! ふふっ、すごく気持ちいいんだよね、ぁんっ! ふふ……あーん、はむっ」

乳首をコリコリコロコロと弄り回し、真紀さんが開発した肉体を存分に堪能する。興奮が更に高まって「いつもしているように」大きな乳房を寄せて、口に咥える。
プルップルの唇が、舌が、真紀さんの硬くなった乳首を包み込み、疼きと快楽が同時に襲い掛かってきて、カラダがもっともっとと真紀さんの脳を通じて俺の魂に訴えかけてくる。

「んふぅ……っ! んっ、ちゅっ……れろぉっ……んっ……んんっ!!!」

真紀さんの身体はやっぱり凄い、前よりもっと感じるようになってるじゃないか、これは……凄い、自分でも相当性感帯の開発に励んでるんだ、本当スケベだな……
そのままコリコリちゅうちゅうと刺激を続けると、何かがクるような感覚を覚える。え、うそ、この身体、乳首だけでイけるようになってるの!?

「んんっ、んんぅっーーーーっ!! ぷは、はぁ……はぁーっ……」

気持ちよさが最高潮に達し、思わず乳首を離してしまう。腰が抜け、座り込んだまま真紀さんの肉体で絶頂の余韻を味わい続ける。シャワーのお湯がかかって、肌を撫でる感覚すら気持ちいい。

「はっ……はっ……はぁっ……! すっごい、真紀さんの身体、ホントすっごいよ…… 俺が毎日開発してあげてる由紀ちゃん(お気に入り)達にも迫る勢いだ……ふふ、分かった。真紀さんのことも、気に入ったよ。これからはもっと積極的に俺を宿らせてあげるね……!」

俺はニヤニヤ笑いながら真紀さんの口でそう宣言する。真紀さんの身体は今日、俺のお気に入りボディの一人に選ばれたのだ。
今後は何度も何度も俺の魂に乗り移られて、人生の一部を俺に奪われ続けるだろう。
その後も制限時間まではまだ残っていたため何度か、今度は真紀さんの性器を弄ったりしてカラダを味わっていると、ついにふっ、と魂が抜ける感覚がする。
俺の魂が真紀さんの肉体から追い出され、元のカラダに戻ろうとしているのだ。少し名残惜しいが、真紀さんのことますます気に入っちゃったし、中々の戦果だろう。なんて考えていると意識が暗転した。
……次に目が覚めると、自分の部屋の天井が見える。

「戻っちゃったか。ふふ、でもいい収穫だった。真紀さんがあんなにスケベなカラダになってたなんてね」

戻っても尚、心の猛りは中々冷めず、ソレは元の身体にも影響を及ぼす。
少し考えてから、起き上がり、電気をつける。久々に、続きは自分で愉しむとするか。
[ 2019/12/22 15:30 ] 同人活動 | TB(-) | CM(0)
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