作者:みやが
作者コメント:企画系初参加です。よろしくおねがいします。
ここはとある山奥の研究所。人の気配すらしないところに怪しげな家がある
「ぐふふふ、とうとう完成したぞ!天才のわしでもこんなに時間をかけることになるとはな……。」
ここにいる研究者こそ憑依薬を開発したマッドサイエンティストである。注射器のような銃を取り出すと試験管に入っていた緑色の液体を注入する。
「これで長年の夢がわしのものに!!」
ブヂュ!!!
腕に血管が浮き出てくる。その色は赤ではなく緑色だった。
「がぁ、、、ぎぃぃ、、、。ふ、ふふふ、えへへへ。。。。」
苦しそうな声が快楽に満ちた吐息に変わる頃には体が溶け始めて緑色の粘液に変わり、全身が粘液に変わると声すらも消えていた。
その場にはぷるんと揺れる緑色のスライムだけが残った。
スライムは床を這いずると壁をのぼり、研究室のモニターの前にある大きな赤いスイッチの元までくると力を込めてスイッチを作動させる
研究所に警報が鳴り響くとスライムは排水溝からどこからともなく姿を消した
その後とある山奥で爆発事故があり当たり一帯が焼失したというニュースが流れた
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2人の学生が帰り道を歩いていた。
「山火事のニュース聞きましたか?近くで事故が起こるとやっぱり怖いですよねぇ」
二週間前に起きた山火事の事件。幸い。
そう話すのは高校一年生の岩崎綾乃。黒髪ロングヘアで胸の膨らみは少しあるくらいだが、最近多くなってきたようだ。性格は真面目で勉学にもきちんと励んでいる。その真面目さもあってか先輩の所属する生徒会の手伝いもこなしているのだ。
「そうよねぇ。私たちの近くの山ってのが怖いわ。綾乃ちゃんも気をつけてね」
そう話すのは2年生の堀口美奈。ボブカットに落ち着いた雰囲気を持ち合わせているお姉さんで胸はメロンように大きい。朗らかな笑顔でみんなを癒す生徒会の書記でもある。綾乃とは幼馴染で家が近いために一緒に帰ることが多い。
放課後に生徒会の手伝いをして世間話をしながら一緒に帰るのが2人の日課となっている。
「今日もお疲れ様。また書類の整理がある時はよろしくね」
「はい、先輩。お疲れ様です。」
家が隣同士のため家の近くで2人は解散した。
「ただいまぁ」
足早に自室のある2階に向かうと宿題するために机に向かうが、すぐに飽きてしまい最近覚えた胸のマッサージを始める
「んん…みんな私のこと…真面目だと思ってる…本当はこんなにえっちなのに…。」
高校生となり胸も大きくなり始めた頃である、自然とオナニーにも興味を持ち始めた時期でもあった。
綾乃の徐々に高ぶる感情とともに放つ淫臭を地下で潜んでいた魔物が見逃すはずがなく、オナニーに夢中になっている夜の街道ではズルっとマンホールからスライムが這い出てきた。
スライムは爆発のスイッチを入れ研修所を脱出し街に潜んでいたところ、偶然にも高校生の淫臭を嗅ぎつけてここに現れたのだ。
淫らな匂いに誘われて綾野の家に近づくと2階の窓から侵入すると天井を這いずって綾乃の頭上へと着地する。
「ひっ!!えええ!?」
突然頭に降りて来たひんやりした物体に驚き、快楽から我に返った綾乃は声にならない声を出す。
スライムは触手を作り、耳に注入すると順子はゾクゾクすると心地よい快感に襲われていた。
「ふぁぁ…なにこれぇ…。」
頭の上にいる得体の知れない生物に襲われている感覚はあっても綾乃は動けなかった。危険だからこの場から離れるという本能を忘れてしまっていた。
柔らかい触手に耳を丁寧にマッサージされ、表情が崩れて来る。この時綾乃は気が付かなかったがその間にも触手はどんどん奥へと侵入していっていた。
両耳へ触手を伸ばしたスライムはさらに触手を増やして、乳首を包み込むように胸に張り付いた。
「んん…!だめ…胸は…ダメぇ…。」
言葉にはしても手を出して抵抗することはなくスライムの動きを待っているようだった。
胸に張り付いたスライムはゆっくりと乳輪を刺激しながら乳首を曖無し始める。
快楽が高まり乳首も勃起し始めたころ、スライムに動きがあった。
乳首の中心に小さな痛みが走ったかと思うと、耳と胸にある触手がポンプのように脈動し綾乃の身体へ注入を始めたのだ。
「おっ、おっ、おおおっ…❤︎」
送り込まれる事に綾乃の肉体は小刻みに震えるが、苦しそうな表情ではなくむしろ快楽を感じている。
スライムがあっという間に綾乃の中へ入り込むと胸は張り裂けると思うくらいに膨らみ、乳輪の周りはじわりと緑色に染まる。
「む、胸が…こんなに張ってる……」
膨らんだ胸に恐る恐る手を伸ばして乳首に触れる。
「ひぅ!?!?」
乳首は綾乃の理解が追いつかないほどに敏感になっており未知の快楽になっていた。一度は驚きはしたものの、この快感に酔い始めた。
「乳輪を転がして…。乳首を…はうっ❤︎ううっ…❤︎」
乳首周りを指で転がしてオナニーを再開する。
すると胸が振動し、内側からも乳首を刺激し始めた。
「ほおおおお❤︎!ダメダメ、こんなの知らないいいい❤︎」
まるで乳首をバイブレーションで延々と刺激され続けているみたいだ
「ふうふう❤︎ぐっ…おっ❤︎おおぉぉ❤︎!」
押し寄せる快楽に勝てず、理性の堤防が決壊する…
「お゛っっっ❤︎!!イグっ❤︎のうがとろけるるる❤︎❤︎❤︎」
これまでの一番大きな震えを起こして絶頂を迎える。
胸の張りが萎んだかのように無くなっていくのが綾乃の最後の感覚となった。
(クックック、今だ!)
快楽で頭が真っ白になっているところに体内に寄生しているスライムが綾乃の身体全体に染み渡っていく。
そしてふやけきった魂も飲み込んで黒く染め上げていく。
通常、人間の身体は無意識にでも魂を固く守っている。
そのため怪奇現象はあれど、人の身体に憑依して操るのは難しい。
しかし、絶頂を迎えた時など全てが無になった時は別である。
スライムはそれを『知っていた』のだ。
絶頂を迎えた魂もふやけてしまい、スライムに吸収されていった。
「いひ、いひひひ、JKの肉体ゲットォ〜。」
女の子とは思えない邪悪で下品な表情で笑う綾乃。
「なんて若々しい身体なんだ。手にはシワが無くすべすべ、足はもっちりしていて最高の体じゃないか。」
ベッドに足を広げて座ったまま自分の手足をじっくりと撫で肌の感触を確かめる綾乃
「これまで何度か失敗したが、今回は完璧に乗っ取れたようだな。私の記憶も経験も仕草もバッチリわかるわ❤︎このスケベボディが私のものに…。」
スライムの状態でこれまでに乗っ取りを何度か試みていたが今回が初めて完全に憑依が成功したと言える。
身体に無理矢理入り込んだために寄生すらできずに追い出されたり、寄生に成功したものの脳だけを奪おうとして肉体を廃人にしてしまったりと何度か失敗してしまっていた。
そこで今回は人間が最も無の状態になる絶頂の瞬間を狙って乗っ取りを行なったのだ。
「肉体と魂の両方を取り込んだから私が綾乃そのものなのよね。はぁ〜スライムの曖無きもちよかったわぁ。流石は私ね。」
スライムによる曖無を自画自賛する綾乃。
すると腕を上げて脇の匂いを確認する
「スンスン…。はぁーいい匂い。肉体はこの匂いに慣れていても私には新鮮に感じるわね。髪はどうかしら?」
ロングヘアを前に寄せて思いっきり息を吸い込む
「スゥゥゥ!んはぁ…。このシャンプーの匂いがたまらないわぁ。」
シャンプーとメス臭を楽しんで余韻に浸る綾乃はいよいよという顔で胸のサイズを確認するために手を添える
「ふむ。胸は特別大きくは無いが、最近になって膨らみ始めたから気になってた見たいね。このチカラを試してみましょう」
胸をさすると徐々に膨らみ始め、肉体の変化に満足すると再び触り膨らんでいた胸が萎んでいった。
「んふふ、身体中にスライムが駆け巡ってるのがわかるわ。肉体の変化もある程度なら自由自在ね。」
綾乃の脳と魂の全てを掌握したスライムは目を瞑り記憶を巡らせて意識を綾乃の方へ強める
「さーて、ご飯食べてお風呂に入ろーっと」
思いだしたかのように1階へ降りると『普段通り』に食事をしてお風呂へと向かうことにした
「早くお風呂入っちゃいなさいよー」
母の声が聞こえる。
すでに脱衣所に移動していた綾乃は生返事で母に答えると服を脱ぎ始めた。
綾乃はいつものように服を脱いでいるはずなのにその行為に興奮していた
「ふひひ、これが綾乃ちゃんの生着替えか…。スゥー、はぁ。パンツもいいメス臭がして興奮するなぁ。」
服を全て脱いだ綾乃は生まれたままの姿を鏡で見るとうっとりした表情をする
「へぇ、こうしてみると結構スレンダーなんだな。ふふふ、成長させてもいいけど『綾乃』を楽しむためにはこのままがいいだろう。」
お風呂を済ませ、布団に入ると明日からの綾乃としての人生を歩めることにほくそ笑みながら眠りについた
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「おはようございます、先輩」
「おはよう綾乃ちゃん。」
二人は挨拶を交わすといつものように2人で学校へ向かう。学校への移動にはバスを使うのだが、綾乃が不審な行動する。
「先輩、今日も混んでますね。」
綾乃は先輩である美奈と隣同士だが、必要以上に美奈との距離を縮める。
(ふひひひ、女であるが故の距離感。先輩のお尻はどんな具合かなぁ?)
密着した隙間から手を伸ばしてすりすりとお尻を触る。暖かくて柔らかい安産型のお尻である
(触られているのに気がついてるけども誰に触られてるかはわかってないみたいだな。もう少し楽しんでみるか。)
触られ続けている美奈は相手が誰かも変わらない恐怖から助けを求めて綾乃に視線を送る。
「どうしたんですか、先輩?」
綾乃はとぼけた様子で尻を撫で続け、さらに乳を揉むように鷲掴みにする。
「ん…!!」
わずかに声を漏らすが必死に耐える美奈そんな姿が可愛くて仕方なくなってしまった綾乃だが、ここで降りるべき停留所に着く
「先輩、早くおりましょ!」
異変に気がついた素振りをして美奈を引っ張り2人はバスを降りる。
「大丈夫でしたか?」
「だ、大丈夫よ…。なんでもないの。じゃあ私はこっちだから、また生徒会のお手伝いよろしくね。」
「わかりました先輩。また生徒会室で!」
美奈と別れた綾乃は尻を撫で回した手を握って温もりを思い出す
「んふふ、思い出すだけで濡れてきそうね。先輩、可愛いかったなぁ…。いじめたくなっちゃう」
にやけ顔を作りながら自分の教室へと向かう。綾乃としての1日が始まったのだ。
授業中にもペンでこっそりオナニーを敢行したり、体育では女の子に近づいては髪の匂いを嗅いでシャンプーの匂いを楽しんだり、着替えではおっぱいを揉んだりと男では決して許されない行為を次々と続けた。
そして先輩には手を出さず、綾乃の変態行為が加速して一週間が過ぎた頃…。
「ふー、綾乃ちゃんいつも悪いわねぇ。」
今日は生徒会の書類整理の日である。残りのメンバーは綾乃と美奈である
「もう、他の人たちはどうしたんですかー?」
決まった定例ではきちんと集まるが、毎日全員が集まることは難しく参加しても途中で部活抜けする人もいたりしていたのだ。なんでもないこの日も最後まで残ってたのはこの二人だった。
「先輩って結構おっぱい大きいですよねぇ」
机で書類の選別をしている美奈の後ろに迫った綾乃が乳を揉むと両手でも収まらないほど重く綾乃の記憶にも無いためこれには驚いた。
「もう、綾乃ちゃんったらこんなところで…。」
巨乳のサガなのか他人に揉まれることに慣れているようで、軽くあしらおうと綾乃の方へ顔を向ける。
すると目線があった綾乃にいきなり唇を重ねられる
「んん!?」
互いに閉じられている唇は綾乃の舌によって突然決壊した。
(しっかり閉じていたのに舌が入ってきた!?)
驚くのも無理はない。スライムに体内を浸食されている綾乃は細い触手のように舌を変形させて、美奈の口に侵入した瞬間に元の形に戻ったのだ。
そのまま舌を重ねつつ、胸を揉んでいた手は乳輪のマッサージを始める。
「ん。。んん!!」
乳首は弱いようで、美奈の口が大きく開いた。
「オェ、ゴボっ…。ゴボボ!」
その瞬間を待っていたように綾乃の喉から何かが湧き上がってくる音がする
綾乃の頬が膨らむと湧き上がってきたスライムが美奈の身体へと侵入していくと綾乃は唇を離す。
ゴキュゴキュ!!
侵入したスライムが強制的に喉を揺らして奥へと浸透していくその様を眺めて満足げな表情をする綾乃。
「ふふふ、先輩にもスライムいれちゃった❤︎。あとは馴染ませるだけだねぇ」
スライムを注入された美奈は焦点が合わず、目が蕩けてしまっていた。
綾乃は美奈のスカートを捲るとパンツに手を擦り合わせて、自身の手からスライムを滲み出す。
「ふふふ、今ならパンツ破かなくても先輩のこと犯せるんですよぉ?」
パンツに浸透したスライムはパンツ内から触手を股間へと突き刺さし、オマンコの敏感な部分で暴れ出す。
「んほおお!!!」
キスと乳首愛無、侵入したスライムにより敏感になって絶頂寸前になっていた美奈の意識は一気に弾け飛んだ。
絶頂を迎えた美奈の肉体に緑の斑点が浮き出ると、次の瞬間には溶けるようにして消えていく。スライムが全身に馴染んだようだ。
「ふふふ、巨乳ちゃんの肉体ゲットォ〜❤︎若いのにけしからん胸だ。」
突然目を覚ました美奈はケラケラと笑いながら自分の胸を揉みしだく。
「お、無事に転移できたようじゃな」
「おう、そっちのわしも元気そうだな」
この乗っ取りの力は分裂しても意識は双方にあるようだ。
「改めて思ったが、分裂しても衰えないこの乗っ取りの力は素晴らしいな。どうやら相手の肉体だけでなく魂まで喰らうことでワシ自身の魂の消耗がほぼ無いようじゃ。これなら無限に天才的なワシを増やせるぞ…。」
「ぐふふ、そうね。手始めに生徒会全員をワシにしてみるか?」
綾乃と美奈の下品な笑いが生徒会室に響く。
この年から生徒会は不思議と美人が集まるようになった。噂では性徒会などと言われているようだが、真相を調べようとする者はいつの間にか記憶を失ったり、生徒会直属の広報班になってたりしている…。
「来年は入学式から始めるために更に若い肉体にでも乗り移ろうかね…。」
ワシの欲望は止まることを知らない
終わり