勢いだけで書いたやつです。
リハビリがてらなのでだいぶ粗削りですがよければ。
「今日久しぶりにプールに行こうか。」
ある日曜の朝、新聞を読んでいた夫が何を思ったか突然切り出した。
「どうしたの急に?」
「いやあ、最近腹回りが気になり始めてな。少し絞った方がいいかと思ってるんだ。」
「泳ぐのは嫌っていたあなたがそんなことを言うなんて、どうせテレビで特集でもやってて自分も心配になったんでしょ。」
「うっ、ま、まあ何にせよ体を動かすのはいいことだろ?お前も少し肉が付いたみたいだし恵も連れて3人で行こう、な?」
「恵も喜ぶだろ?」と5歳になった娘を引き合いに出した夫の意思は固そうだ。
暗に太ったと言われた妻の千里は少し不機嫌になるも自分でもその自覚はあったため渋々付いて行くことにした。
そうと決まればと早速3人は車で20分程のところにある屋外プール施設に向かった。
流水プールやウォータースライダーもあるその施設は小さなテーマパークほどの広さがあり、休日になると多くの親子連れで賑わう。
今日も例に漏れず太陽の輝きに照らされながらもたくさんの人でごった返していた。
「わー!おっきいすべりだいだーっ!」
一番の目玉のウォータースライダーを目にした娘がはしゃいでいるが千里の方は少し気鬱そうにしていた。
それを見て気になった夫が声をかける。
「どうした?気分でも悪いのか?」
「そういうわけじゃないんだけど・・・」
以前なら問題なく着ることができていたフリルワンピース型の水着が窮屈になっていたことにショックを受けた千里が小さくため息を吐いた。
モデル経験のある彼女にとっては屈辱と言っても過言ではない。
「私も少し緩んじゃってたわね・・・」
「なんだ、そんなことか。子供を産んでるんだし仕方ないだろう。それに少しくらい肉付きがいい方が俺としては好みだしな。」
「もう・・・!それ慰めてるつもり?」
「ははっ、その顔を見る限り逆効果だったらしいな。」
子供用の浮き輪を片手に抱えて夫が笑っていると業を煮やしたのか恵が流水プールを指差して手を強く引っ張り始めた。
「ながれるプールはいりたい!パパ、ママはやくいこうよ!」
「よし!一緒にどんぶらこしようか!」
「うん!どんぶらこ〜!」
嬉しそうに返事した恵の引っ張る力が一層強くなる。
愛しい娘の笑みを見て、どうやら自分のことを気にしている余裕はなさそうだと悟った千里は少し諦めたように小さく笑った。
今の自分は一人の女性である前に、この子の母親なのだ。
しばらく泳いだあと、恵はウォータースライダーに乗りたいと言い出した。
流石に施設目玉の方には乗ることはできないが小さな子供用のスライダーもあるとのことで、夫は恵を連れてそちらに向かうことした。
「お前はどうする?一緒に来るか?」
「私はもう少し泳いでから日陰で休むことにするわ。日焼け止めも塗り直したいし。」
「そうか、じゃあ後でまた合流しよう。」
「ママー!また後でねー!」
「はーいまた後でね!」
大きく手を振る娘を笑顔で見送った千里は流水プールから上がると25mプールの方へと向かった。
夫が娘の面倒を見てくれているうちに少しでも本格的に体を動かそうと考えたのである。
だがその途中で2人組の若い男に声をかけられた。
「お姉さーん、いいカラダしてるねぇ・・・俺達と遊んでいかない?」
品定めをするような視線を上下に泳がせながらヘラヘラとした笑みで肩に手を置かれる。
それを冷たく払いのけた千里は「夫と来ているので結構です。」とだけ言うとそのまま振り返らずその場を離れようとする。
だが男達は怯むこともなく千里の後ろ姿を舐め回すように凝視する。
出産を経験したとはいえ、ようやく30代を迎えようとする彼女の肉体は十分すぎるくらいにプロポーションを保っていた。
むしろ肉付きが良くなったことで異性にとっては肉体の魅力が増したと言ってもいいだろう。
「うひょー、いいケツだなぁ。むしゃぶりつきたくなるぜ・・・なあ、今日はあの女でいいんじゃないか?人妻っていうのもそそるぜ。」
「そうだな。JK、JDもいいけどオトナの女性もストライクゾーンだ。よし、ちょっとトイレに行ってくるから時間を稼いでくれ。」
「へへっ、あいよ。」
片方の男が小走りで近くのトイレへと向かうと、残った方の男は千里を追いかけ再び行く道を阻んだ。
「ちょっと待ってよ奥さーん、少しくらい相手をしてくれてもいいんじゃねーの?旦那なんてほっといてさ。」
「・・・・・・」
「なあ、無視しないでくれよ。俺の心が傷ついちまうぜ?」
「しつこいですね。子供もいるのでナンパなら他を当たってください。」
「へえ、その割には良いくびれしてるねえ・・・ますます気に入っちゃったよ。」
下品な笑みを浮かべてそう言った男は再び千里の肩に手を置く。
その軽薄な言動に怒りを抑えられなくなった千里は嫌悪感を前面に出しながら男の手を掴んだ。
「あなたねえ!いい加減しないと警察を呼ぶわよ!家族で楽しみに来たんだから邪魔しないでよ!」
「へへっ、そんなこと俺には関係ねーよ。それにあんたももうすぐその気になるぜ?旦那と娘なんてどうでもよくなって俺に付いてくることになる。」
「はっ!?ふざけてるの!?私があなたなんかに付いていくわけ、ひぎっ!?あっ、あっ!あんっ!あ、あぁっ──ふふっ」
突如として嬌声にも似た悲鳴を上げ何かに侵されているかのように身体を痙攣させた千里。
しかし、その震えも数秒で収まるとゆっくりと口角を吊り上げた。
それを見た男もしたり顔で背中に手を回すと耳元で囁いた。
「奥さん、水着がはちきれそうだけどおっぱいのサイズは何カップ?」
普通なら訴えられてもおかしくないような完全アウトのセクハラ発言。
しかし、千里はゆっくりと顔を下ろし両手を胸元に持ってくると腕を組んで下からその豊かな胸を見せつけるように持ち上げた。
「うひひっ、どう?すごいボリュームでしょ。目の前にあるのはFカップのバストよ。昔はEだったけど子供を産んでから大きくなったみたい。」
「うっひょー!そりゃすげえや。あんたのカラダとセックスできる旦那が羨ましいなあ。」
「ふふっ、ありがとう。褒めてもらえて嬉しいわ。このカラダは自慢のひとつだったから。私自身は最近肉が付いたことを気にしてるみたいだけど、おかげで水着の上からでもナイスバディが丸わかりで、あなたたちには眼福だったでしょ。」
千里は艶かしい表情で全身を撫で回し、その肉体の豊満さをアピールする。
それに興奮した男は後ろからそのふっくらとしたお尻を揉んでやると「あんっ」と千里から小さく嬌声が漏れた。
「いい声で鳴くじゃねか。」
「あは、あなたのお友達に乗っ取られちゃったんですもの。今の私はあなたを悦ばせたいの。それと、このカラダで悦ばされたい・・・♡」
「旦那と娘はいいのか?」
「っ!」
その質問に千里の顔が強張る。
まるで彼女の心が2人のことで揺り動かされたかのように。
「それは・・・」
「んー?おいどうした。まだ完全に支配できてないのか。」
「わたし、は・・・」
「ほう、こんなことは初めてだ。母親の愛ってやつか。なら仕方ねえ、俺が支配しやすいように‘解して’やらないとな。」
そう言って男は千里を多目的トイレへと連れて行った。
「あん、あっ、ああ……ふぅん、んっ、んんっ!」
千里をトイレに連れ込んだ男は人目がなくなったのをいいことに水着の中に手を入れ、千里の大きな胸を直接揉みしだいていた。
千里が抵抗をする様子はなく、されるがままに気持ちよさそうに喘いでいる。
「うっは、直に触るとすげえなこれ。手に収まらねえよ。どうだ奥さん、気持ちいいか?」
「んあっ!あっ!ああっ!気持ち、いい……あぁん……」
「そうだ、じゃあ旦那と娘の顔を思い浮かべろ。」
「博明……恵……」
言われるがままに千里は2人の笑顔を心の中に描く。
完全に支配されていなくとも思考は男の相方に憑依されたことで簡単に誘導されてしまう。
愛しい2人──何者にも換え難い大切な家族──
「思い浮かべたな?よし、そいつらはお前にとって何だ?」
「私の大事なかぞ──ひぃあああっ!?」
言い終わる前に胸を揉んでいた男の指が乳首を摘み上げた。
背中に甘い刺激が走り脳天を突き抜ける。
「違う。そいつら『他人だ』。お前にとっては無価値な存在でしかない。」
男は千里の中の2人の定義を上書きするように告げた。
本来なら耳を貸すことのないたわごとでしかない。
だが、脳を乗っ取られ思考を操作された千里は抵抗しようとするもその言葉を神の啓示の如く聞き入れてしまう。
「あっあっ、ああっ、他人……?そんな、はずは……んあああっ!♪」
否定しようとする度に弱いところを弄られ思考をリセットされてしまう。
そして空白となったそこに新たな「真実」を書き込んでいく。
「もう一度聞くぞ。そいつらはお前にとって何だ?」
「ああっ、ああっ♪た、たにん……他人です♪私にとって無価値な人たち……どうでもいい人達──あはあああんっ!!♪」
千里の答えに対してのご褒美と言わんばかりに男は股間に手を滑り込ませクリトリスを指で乱暴に押し込んだ。
とうに濡れそぼったソコは易々と男の指を受け入れ、強烈な快感を全身に走らせた。
「そうだ。それを脳に染み込ませろ。そしてお前の心を明渡せ。」
クリトリスのみならず膣内にも指を入れぐちゅぐちゅと音を立てながら出し入れする。
堪らず千里は喘ぎ声を上げ、ビクビクと全身を震わせる。
男はその様子を楽しそうに眺めながら執拗に彼女を責め続けた。
「んあっ、あっ、あああっ!だめっ!これダメぇ!気持ちいい!はあっ、あっ、ああああっ!♡」
ここまで来ると千里の心はスポンジのごとくどんな言葉も吸収してしまう。
それを分かった上で男は欲望の全てを彼女にぶつける。
「お前は母親なんかじゃない、欲に塗れたメスだ。俺たちに傅くことが最高の幸せで、他人なんかどうなってもいい専属奴隷だ。」
「はあんっっ!♡私はメスぅ!うあああっ!はっ、はああんっ!♡あなたの専属奴隷ぃい♡♡」
「そうだ、それがお前の“本心”だ。千里、お前は俺たちのモノだ!」
宣告と同時に乳首とクリトリス、そして膣内の全てを責め倒し千里を善がらせる。
その快楽に千里は抗えるはずもなく絶頂へと登りつめていく。
「んあああああっ!♡♡きもちいいっ!♡きもちぃきもちぃ♡きもち゛い゛いっ!♡♡わたひはぁ……♡わたひはぁあ〜♡♡」
千里の心は瓦解寸前。それを感じ取った男は最後のトドメの一撃に問う。
「お前は、誰のモノだ?」
手で嬲っていた乳首とクリトリスをぎゅっとつねり上げた。
その瞬間、千里の背中がくの字に曲がった。
「ア゛ッ!!♡♡……ァ──!!!♡♡んあああぁあああア゛ア゛ア゛ーーッッ!!!♡」
快楽の奔流は千里の肉体と心を飲み込み、それを象徴するように大量の愛液がアソコから噴出する。
危険なほど痙攣する肉体は数分の間震え続けると、やがて放心したかのように脱力した。
そして艶かしい吐息だけが聞こえる個室内で、千里は小さく呟いた。
「はぁ……はぁ……んっ、んはぁ……♡わたしは、あなたのモノです……♡ふふっ♡」
─── ─── ─── ─── ─── ───
「ママー!ママー!ねえパパ、ママはどこいっちゃったの?わたしたちのこときらいになっちゃった?」
「そんなことないさ。多分ちょっとトイレに行ってるだけできっとすぐに見つかるよ。ママは、恵のことが大好きなんだから。」
博明は一抹の不安を抱きながら心配そうに己を見つめる娘をなだめる。
しばらく待っていても集合場所に来ない妻の身を案じながらも、博明は彼女のことを信じていた。
(千里のことだから大丈夫だ。そのうちぽっと顔を出すはずだ。)
娘の頭を撫でながら、彼は雲ひとつない青空を見上げた。
─── ─── ─── ─── ─── ───
「あんっ!あっ!あっ!あっ!ああんっ!す、すげえ、すげえよこの女……感度良すぎて、堪んねえ!♡腰が、抜けそうだ♪んんっ!♪」
「ははっ、コイツはいい……乳も尻もエロいしおまけにマンコの包み込む感じも最高だ。ほら、せっかく完全に乗っ取れたんだからもっと腰を振れよ。」
言いながら男は千里の膣内に肉棒を深く突き刺した。
「んおっ!♡こ、こら、そんなに突き上げるなよっ♪足に力が、入らないだろ……んふうぅう♡」
「くく、いい眺めだなぁ……水着脱ぎかけのエッロい人妻が俺の上でひぃひぃ鳴いてやがる。こんなにそそる光景なかなかないぜ。」
「はぁん!♡あ、ああっ、ま、またイキそうだっ!♡このカラダ、またっ!あっ!ンンンンんんんっ!!♡♡♡」
何度目か分からない千里の絶頂とともに男は彼女の膣内に射精する。
ゆっくりと肉棒を抜くと、粘り気の強い白濁液がドロリと溢れ出した。
千里の方も抜かれた瞬間に小さく喘ぐとガニ股でゆっくり立ち上がった。
そして精液が溢れ出したソコを見せつけるように広げる。
「ひひっ、この生々しい眺めと満たされた感じが最高だぜ……こりゃ恵ちゃんには妹か弟ができるな、ふひひ。」
「俺も堪能したしそろそろその女も返すとするか。」
「頭の中弄っておいて酷いこと言うなぁ。このまま返したら人格変わりすぎて離婚まっしぐらだぜ?もうコイツの心の中に夫と娘への愛情なんて残ってないっつーの。」
千里は片手で胸を揉みながら、自分の額を指でとんとんと叩いた。
まるで中の脳みそ別人のものとすり替わっていると言いたげなように。
「知るかよ。俺たちは俺たちのやりたいようにやる。今までもこれからもそうだろ?」
「へへっ、そうだな。この薬さえあれば、俺たちは無敵だ。」
床に転がったラベル付きの空ビンを持ち上げながら、相方の男は千里の顔を使って邪悪な笑みを浮かべた。
その後、家族のもとへと戻った千里がどうなったかは、男たちにとってどうでもよいことだった。
ただただ欲望に従い、気に入った女の肉体を堪能する。
それだけが彼らにとって重要だったのだから。
終
これからも頑張ってください!!!