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理想の先生2

ここから先は憑依ならではのフェチを盛りだくさんにしたいです
あれから数日、大谷は目立った行動は起こしていない。
下手に動いて何か計画外の事があっては困るからだ。
既に術中に嵌った彼女はアリ地獄のようにずるずると吸い込まれて行くことしかできないと知っている。
遠目から双眼鏡を覗き、廊下に立つ娘の姿を確認した。
いつもと変わりない笑みを皆に振りまいているのが良く見える。
だが確実に海鈴の心に変化が起きていた。

「雨……か……」

梅雨に差し掛かろうとしているこの空模様のように。
独特の匂いが立ち込めて人々に知らせるが如く、彼女の心の中には暗雲が蔓延ろうとしていたのである。
ポッポッと水滴が地面に染みを作り、染め上げて行く。
まるで彼女の未来を予見するかの如く。


「海鈴先生、大谷と結構話すみたいだけどあんなセクハラ教師と関わらない方がいいよ」

いつもの通り授業後に生徒に囲まれて談笑する。
比較的年が近い上に、憧れのお姉さんと言うイメージなのだろう。
特に女子達からの人気は高いモノであった。

「……そ、そんなことないと思うけどなぁ。あはは」

頭一つ分小さいとはいえ、結構な集団である。
女は強い、とはよく言ったもので、子供でもその片鱗は皆見せているモノだった。
噂話、特にこういう悪口系は大きく会話が弾む。
じめじめとした雰囲気を吹き飛ばすようにじめっとした話をする、ある意味矛盾しているが子供ながらの純粋さ故、心理を突いているとも感じる。

「あいつ…海鈴先生が綺麗だから優しくしてるだけで、本音ではいやらしいことばっかり考えてるよ絶対。気を付けないと海鈴先生もいつかひどいめに遭うって」

ある女子生徒が窘めるように言った。
その口調は悪意や害意があるわけではない純然たる善意そのもの。
真剣に海鈴を心配していっているのに、何故か彼女の脳内にノイズが走った。
こめかみが痛み、うっと頭を抑える。

(イラッ)

感じたことの無いざわめき。
なんだコイツは、―の事を悪く言って……お灸をすえてやらないと……
瞼がピクッと震え、口角が徐々に下がっていく。

「ねえ、なんでそうやって決めつけるの?大谷先生がどんな人か知らないくせに……大体あなたたちはいつも人を外見で判断して……えっ」

教育実習中……いや、人生でも見せたことの無いような言い方。
心に思っても居なかった事のはずなのに、水が湧き出るように滾滾と溢れ出してくる。
何故、この子達はあの先生の良さをまったく分からないのか……やはり―――だからか?
背筋に氷柱が押し当てられたようにぞくっと震えた。

(ってあれ?何で私こんなにイライラして…)

生理の時とは全く違う何かどす黒いモノがかき混ぜられるような感覚。
ギュルリと胃が脈動した。
気が付くと女子生徒達は少し怯えてしまっている。
どうやら随分と怖い顔をしていたらしい。

「ご、ごめんね…怖がらせるつもりはなかったの…ちょっとお手洗いに行ってる来るわね。」

頭を振り、逃げるようにその場を後にする。
あまりの豹変ぶりに少女たちは声をかける事すら出来なかった。
自分らしくもなく感情的になってしまった海鈴。なぜか“自分のことのように”憤ってしまったのだ。
バシャバシャと洗面所で顔を洗い、頭を冷やす。
潔癖症になったかのように自分が汚れている感じがして、何度も、何度も水を浴びる。
乱雑にハンカチを取り出すと化粧が崩れないよう注意しながら拭いて鏡を見た。

「……私、こんな顔をしていたかしら。」



またある日の授業中。

「この数字をxに代入すると…」

カッカッと黒板にチョークを打ち付けながら、教科書を見つつ解説を付け加えて行く。
緊張していた初日と違って、余裕が少しずつ出てきたからか生徒たちの様子も良く見えるようになっていた。
きちんと自分の授業が集中して聞いてもらえているのかもきっちり見える。
昔、先生に後ろの席で内職をしていたらバレると言われていたが、教壇に立ってみれば成る程確かに分かりやすかった。
そしてもう一つ、彼女の一部分に熱いモノが注がれているのを感じる。

(さっきから男子生徒の視線が気になるなぁ…そんなに胸ばかり見ないでよ)

だが彼女は気づかない。
授業の仕草が身振り手振りを交えて大きなものになっている事を。
着ている服が洗濯で少し縮んだシャツを無意識に選んでいる事を。
そして、大谷に言われた胸を張って堂々と授業をすればいい、という教えを過剰に守っている事を。
豊満な胸が強調されているのだ、思春期の男にはたまらないオカズに違いない。

(この―――は―のモノだ、てめぇらには渡さねぇよ……)

ノイズがまた走る。
どこかで聞いたことのあるような声が耳元で囁いた。
それがカラオケのデュエットのように重なって。

「ちっ……これだからエロガキは……って、えっ!?」

小さく呟いた自分に驚愕する。
生徒に対してこんな嫌悪に似た感情は抱いたことはないはずなのに一瞬、憎たらしくて仕方なくなった。
股間を握りつぶしてやろうかとすら思ってしまう。

「先生…?」

一番前の女子生徒が不思議そうにこちらを見ていた。
風邪でも引いたのかと心配されているのかもしれない。

「い、いえ。何でもないの…何でも」

また、頭を振り払って授業を再開する。
しかし、脳内は困惑に埋め尽くされてこの授業の間何をしたのか、本当にちゃんと出来ていたのかすら分からないほど混乱してしまっていた。

(どうしちゃったの私…)

自分が自分でなくなるような感覚に襲われる。
食べ物の味が、触れるものが、聞き取るものが、見えるものがどこかズレて、鮮やかなものが鈍い油絵に変わっていくような。
そのような出来事が、日が経つにつれて徐々に多くなっていった。




そして10日が経過した日、海鈴は大谷の元を訪れていた。
放課後、体育準備室で二人きりになる。
部活動の生徒の声がひっきりなしに聞こえるが、鍵をかけているのでいきなり誰かが来ることは無いだろう。
ようやくか、と大谷は内心ほくそ笑んでいた。
給湯室から手早く麦茶をコップに入れると、盆にのせて差し出す。

「どうも生徒に対してイライラすることが多くなって……時々あの子たちのことを嫌いだと思っている自分がいることに気付くんです……今までこんなことなかったのでどうすればいいか分からなくってしまって……」

世間話もせずに、真剣な面持ちで言葉を紡ぐ海鈴。
きっと真剣に悩んでいたのだろう、彼女の性格なら当然である。
ゆっくりと背もたれに体重を掛けながら、大谷は足を組み替えた。
成る程、と一つ呟く。
彼女は勇気を振り絞ったからか、喉が渇いているようで少し結露しているソレを右手で掴むと、ぐっと飲みほした。
大きく顔を上げて一息に、細い首からゴックンと茶が嚥下される。
窓も締め切っている部屋は暑く、普段はしっかりと閉じているYシャツのボタンを二つ、開けていた。
ある種のエロスさえ感じさせる雰囲気だ。

(本当に今の行為が室温のせいなのか、ってところだがな…?ヒヒッ)

浮き上がる汗が染みわたり、飾り気のないブラがうっすらと輪郭を見せている。
普通は閉じているはずの足も、少し股が開き気味であった。
はぁ、と大きなため息をつく海鈴。
所々の身体の動きが、だらしないモノへとなってしまっていた。

「それはそれは…きっと海鈴先生は疲れているんですよ。教育実習といってもやっていることは教師と大して変わりませんし」

だが彼は気に留めるような素振りを見せず、言葉を返す。
本来ならまず大谷に相談するようなことではない。
担当の担任や教頭等他にも先生はたくさんいるのだ。
なのに真っ先に彼に話したくなった海鈴。
彼に対しては相応の敬意を持っている。
だが、だからといって悩みを打ち明けるほど打ち解けてはいないはずだった。
でもなぜか彼が自分の理解者なのだと心のどこか思ってしまっていたのだ。
相談するなら、この人しかいない……と。
何かに命令されるように。

「でも……まるで私じゃない人が頭の中にいるみたいで……」

それはおどおどしているいつもの彼女とは違う、何かと戦って居るような恐怖におびえる声。
人間は分からないものにこそ一番恐れを抱く。
今までに何度も見てきた光景だ。
計画が順調に進んでいるのを確認した大谷はニッコリと微笑む。

「大丈夫ですよ、一時的にものですって。幸い明日からは週末ですゆっくり休んでください」

大谷が海鈴の肩に手を置くとと海鈴の肩がほんのわずかに震えた。
それを大谷は見逃さない………間違いない。
彼も良く知る“嫌悪感”だ。
毎日毎日晒されているあの感情が、眼の前の女にも芽吹き始めている。
一先ずはここまで、これ以上踏み込めば計画は失敗する。

「あ、えっと……はい……」

気にしていませんよ、と言った雰囲気で自然に手を離してまた椅子に座りなおす大谷。
気まずい空気が流れる。
バレーボール部の掛け声が遠くから響き、数瞬。
こめかみをグッと抑えて何かに耐える様子を見せた。

「っ!失礼します……!」

(くく、さすがにこれ以上は拒絶されるか…でももう時間の問題だな。週明けには“開花”する。どうなるか楽しみだ)

椅子を戻すことも忘れて立ち去っていく海鈴。
所作から余裕がもうすでにない事が明らかに分かる。
大谷の背後、給湯室の陰にはプールの日に使った空の小瓶が、西日に晒されて煌めいていた。





週明け。教育実習期間の折り返し地点が過ぎた。
梅雨に入った学校ではとあることで話題が持ちきりになっている。
それは、海鈴の変化だ。
最初はおどおどしていた彼女であるが、今日姿を現したのはまるで別人になったかのよう。
垢ぬけたというには…いささかいやらしくなりすぎていた。
スーツがぴっちりとした一回り小さいモノに変わっていて、豊満な胸や尻が大きく突き出ている。
歩き方も尻を左右に振って歩くモデルのような厭らしい形に変わり、紐のショーツがうっすらと浮き上がってすら居た。
その姿に通りかかる男子生徒はくぎ付けになり、思わず股間を抑える。
香水も付けているようで、妖艶な雰囲気すら感じさせるようになっていた。
雨に濡れたシャツは真っ白の肌着の下から、レースの水色のハーフカップブラがチラチラと映りこんでいる。
察しのいい者なら、上下しっかりと揃えている事にたどり着いて想像力を掻き立てられた。
メイクも少しリップを濃い赤にしてぷるんとした唇を引き立たせる。
髪もバッサリと降ろしているので、何と言うかカリスマ女教師、と言った所の評価にすらなりそうだ。

「みんな、おはよう~。今週もよろしくね♪」

すれ違いざまに手を振りながら挨拶をしていく海鈴。
うずくまりながら男たちは頬を緩ませ、こそこそと内緒話をした。

「なんか先生…綺麗になったよな。いや、前も綺麗だったんだけど、オトナの女性になったというか…」

「だよな…彼氏でもできたなぁ…うわぁ、ちょっとショック…」

雨を掻い潜り耳に届いたその音を聞き、海鈴は猛烈な優越感に浸っていた。
自分はこんなに素晴らしいモノを持っていたのかと。
勉学に打ちこんできたが、それが全てではなかった、もっと輝かしい事があるのだと気づいたのである。

女子生徒もざわつく。

「なんか、海鈴先生嬉しそうだよね…まさか本当に!?」

「あんなに雰囲気が変わったらまず間違いないよねえ。」

教室の中で女子の集団が口々に彼女を褒め讃える。
この年頃の娘は恋愛沙汰には敏感、少しでも大人になろうと必死なのだ。
そんな時に慕っていた教師がオンナに変わったと嗅ぎ付けるや否や、集団で囲って口々に変化の理由を問い詰める。
先週までの海鈴ならおどおどして収拾を付ける事が出来なかっただろうが、今は全く違う。

「ほ~ら、静かに!授業を始めますよ♪」

この態度の正体は余裕、圧倒的に優れていると自覚した強者のみが持ち得る資格だ。
ゆらりと教室を見渡すと、適当な男子にウィンクをしてやれば顔を真っ赤にする。
更に上機嫌になった海鈴はわざとらしく胸元のポケットからチョーク入れを出すと、授業を開始した。




その日の体育の授業。
今日はあいにく雨で体育館でバスケとなった。
大谷と海鈴が生徒たちのパス練習を見守りながら談笑する。

「いやあ、残念ですねえ。せっかくまた美鈴先生の泳ぎが見られると思ったのに。」

ダム、ダムと音が鳴る中、先週の気まずさはどこへ行ったのか楽しそうに会話をする二人。
距離もかなり近くなっていて、香水どころかシャンプーの香りすら漂ってくるほど。
ジャージ姿の海鈴であるが、そのプロポーションは全く損なわれることが無く芋臭さも全く感じさせない。

「あらあら、謙吾先生が見たかったのって本当に私の“泳ぎ”なんですか?」

前までは全く気付きもしなかった言外の意味を察する彼女。
見せる笑みが湿気を帯びているのは決して長雨のせいではないはずだ。
腰をくねらせ、舌をチロッと出して見せる。

「おっと、質問の意味が理解できませんなあ」

白を切る大谷。
だがそれを見た海鈴は我が意を得たりとばかりに、身体を引き寄せた。
彼の意識を絡め取り、ある一点へと視線を誘導していく。

「むふっ、いつもここばかりを見ている癖にぃ…」

その先はジャージを押し上げる胸元。
首元までしっかりと閉じたチャックを、ストリップのように滑らかに開けると、グイッと胸元を引っ張る。
彼だけに見えるように、その中身を披露した。
白磁の肌に包まれたマシュマロのような乳房。
ジャージの下にはハーフカップの下着のみ、右胸元にある小さなほくろが良く見える。
しかも、凝視すればブラと肉球の間には隙間が空いており、それを作りだしているぷっくりふくれた桜色の乳首も見て取れた。
その間一瞬。

「おほっ、どうしたんですか美鈴先生。はしたないですよ。」

そう言いつつ、生徒たちの視線も気にする大谷は一応、窘める。
まぁもうここで露見しても後の祭りではあるのだが、本体の都合が悪くなるのもまたよろしくない。

「ふふ、ちょっとしたサービスですよ。私があなたなら絶対見たいだろうなと思って…ほら、こんないいカラダ独り占めするのも悪いかなと」

ニヤニヤと楽しそうに嗤うその姿は良く知っている誰かと重なるようであった。
整った顔立ちを崩し、海賊が宴でこれも旨いぞ、と自慢しつつ勧めるような野蛮さ。
腰に手を当てて手のひらをひらひらと振る仕草をする。

「独り占めも何も、それはあなたの身体じゃないですか」

ドゥヒッと大谷もまた嗤う。
冷静な突っ込みに見えるソレは、彼の良くやる手筋。
敢えて自分に違和感を持たせていくことで、改めて自身を見つめなおさせる。
汚染が進んで居ないときは、先週のように本来の人格とのせめぎあいが起きるのだが、ある一定まで進めば……

「…?言われてみればそうですね。あれ?謙吾先生、私ってこんなに胸大きかったでしょうか?」

ぐいっと両胸を持ちあげる海鈴。
心の底から湧いてくる疑問を大谷にぶつける。
もっとこう、だらしのない胸板ではなかったか?そもそもこんなに柔らかくてスベスベだったか?

「はい、初めてお会いした時から実に美味しそうだと思ってました。ぐふふ…」

女性に対して褒めているとは言い難い、男の欲望をぶつける大谷。
まともであれば、そのような言葉を投げかけられたら確実に拒絶するであろう言葉。
しかし今の彼女は、そう受けとることは無かった。
共感、同意、そして褒められた……それだけでいっぱいになる。

「やっぱりすごいですよね私のおっぱい。こうして持ち上げているだけでずっしりきて…あっ、こんなに柔らかかったんだ…」

まるで自分が担当している男子生徒のように胸をぐにぐにと揉む海鈴。
目が座り、夢中になって閉じていた足が徐々に休めのように開いていく。

「あっ…んっ…すごい…こんな脂肪が詰まってるのに神経がちゃんと通ってて揉まれてるのがわかる…」

熱い吐息を漏らし、うっとりと自分の胸から伝わる一瞬一瞬の感覚に意識を集中させる。
このカラダが自分のモノではないような感じさえしてきた。
先週までは不愉快だったあの“ノイズ”が多幸感を運ぶ。

「美鈴先生、生徒たちが見てますよ。」

「えっ?あっ!すみません、つい夢中になってしまって…みんな!ちゃんと練習しないと大谷先生が怒ってるよー!」

耳打ちするように告げると、ピクッとトランス状態から舞い戻っていつもの“海鈴”へと戻った。
……ように見えただけだが。
チラチラ見ていた男子たちは目線を切ってまたバスケの練習をダラダラと再開する。

「はははっ!私を使うなんて海鈴先生も偉くなりましたね。」

「何を言ってるんですか。私と謙吾先生の仲じゃないですか。」

愉快そうに、非常に愉快そうに笑いあう二人。
まるで十年来の友人……気心の知れた仲のようにすら見える。
下の名前で呼び合う事すら全く違和感を覚えなくなっていた。

「くくっ、それもそうですね。」

思わずくつくつと嗤ってしまう大谷。
だがそれを無視して、海鈴は彼との会話を続けた。

「それにしても…」

ドリブルの練習をする一人の女子生徒を眺めながら海鈴が言う。

「谷本さんのお尻って本当にいい形をしてますよね。短パンの上からでも分かるふっくらとしたラインが最高です…」

ショートヘアーの眼鏡をかけた文学少女である彼女は運動音痴だ。
ドリブルをしていると、良く失敗して屈みながらボールを追いかけている。
成長期だからか、ただでさえ小さい体操服が押し上げられて何とも扇情的な曲線を描いていた。

「おおっ、さすがは美鈴先生。目の付け所がいいですね。彼女のヒップには前から目を付けてました。以前事故を装って触ったことがあるのですが…あの触り心地と来たら…思い出すだけでニヤけてしまいます。」

「ふふっ、今度私も触ってみようかしら。せっかく私も女になった…あれ?違うじゃない。女なんですし。」

言葉の節々に違和感を覚えつつも、パズルのピースを無理やりはめ込むように納得していく海鈴。
一体彼女の中では何が起きているのやら、大谷は目では生徒たちを追いながらも、意識を全て彼女に注ぎ込んでいた。

「ええ、あなたなら誰に咎められことなく女子生徒を摘めますよ。ほら、あそこの藤井の胸、走るたびに上下揺れて実に眼福ですよ。将来は美鈴先生みたいに大きくなるかも知れませんね。」

スポーツ少女の藤井はダイナミックな動きで練習相手の女子を掻い潜りシュートを決める。
ドリブルしながら立ち止まって駆け引きをする際に、ダムダムと言うボールの音に合わせて二つのボールがリズムよく鼓動を刻んでいた。
苗字の名前が書かれたゼッケンが歪み、その姿を海鈴は舐め回すように見つめる。

「ああ…いいですね藤井さん…Cカップくらいはありそうです。私のおっぱいと合わせてみたいなあ……きっとこの年代、あの胸の動きはスポブラか……ふひっ……」

(自分で何を言ってるのかをもう理解できてないな。くくく、趣向は完全に俺に染まって来ているということか。ああ、いつ見ても俺好みに変わっていくオンナを眺めるのは最高だな。)

随分と焦らされたが、大谷は満足そうに目を閉じた。
最早海鈴は意識的にも、無意識にも、深層心理までもが彼というペンキを塗りたくられつつある。
それが彼にとって堪らない悦びであった。
[ 2017/10/25 00:06 ] 憑依小説(オリジナル) | TB(-) | CM(1)
No title
グレイトの一言です。
なるほどこれは強力タッグですなあ。
妄想がはかどります。
[ 2017/10/25 01:26 ] [ 編集 ]
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Author:憑依好きの人
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