作者:ぱらさIT
剣と魔法のファンタジーな世界、そこでは勇者が魔王、魔王の僕である魔族達との戦いを繰り広げていた
そんな最中、勇者達との壮絶な戦いに敗北し倒されたある魔族の死体が王国の魔術学院の研究室へと運ばれて来たのだ
でっぷりとした太った体形で醜悪な姿形をしたピンク色のその魔族はどれだけ体を傷つけられても魔力により肉体を元通りに再生し続けると言う非常に厄介な生命力の持ち主であった
しかし勇者がこの魔族の心臓である『魔核』の存在を見抜くと聖剣の力でそれを見事に破壊した事で魔族は活動を停止し死を迎えたのだ
勇者は厄介なその魔族の死体を魔法で跡形も無く焼き払おうとしたのだが…話を聞き、魔族の強靭な再生能力を研究したいと言う王国の使いの頼みを勇者が聞き入れた事により研究室に魔族の死体が寄贈されたのだ
魔術学院の研究員達は万が一に備え兵達が研究室の前に大勢待機している厳重な警戒の中、研究室に運ばれた魔族の死体に魔力を注ぎ反応を確かめる…しかしピクリと指が動く反応が最初に起きただけでそれ以降は死体にどれだけ魔力を注いでも何も反応を示さなくなった
研究員達が次の実験を行おうと器材を取りに行ったその僅かな時間…ニュルリと死体の肉の一部が分離するとピンク色の肉片が動き出した、這い回る肉片は研究室の小窓から魔術学院を脱走したがそれを目撃した者は誰もいなかった―――――――――
学院から離れた所にある公園では小さな女の子がボール遊びをしていた…女の子が勢い余ってボールを遠くに投げてしまい、少女が慌ててボールを取りに行こうとすると一匹の野良犬がボールを口に銜えて少女の元へやって来た
「あー!もしかしてとってきてくれたの?ありがとー!」
少女はボールを手に取りニコォと犬に向けて可愛らしい笑顔を浮かべると少女は野良犬の頭に手を伸ばし優しく撫で始めた
なでなで…なでなで………ぴたり
「え?」
犬を撫でていた少女だがふと自分の手が止まってしまった事に気付く、野良犬の頭を撫でていた手が犬と癒着していて離れようとしないのだ
「なんで?…なんでわたしのてがはなれないの…?…うっ!」
少女の手の甲の肉の一部分が突然プクリと膨らみ出すとグニグニとピンク色の肉が手の中で突然動き出したではないか!
肉の蠢きはゆっくりと手を伝って少女の頭へと移動し始めている
「…なに…これ…い、いや!…だれか……やめ…がっ!…いぎっ!…うぎぎ…!」
肉の蠢きが怯える少女の肩を登り少女の顔に到達すると…少女の顔の肉がグニャグニャと大きく不気味に蠢き始めた…少女の目がギョロギョロと別々に動き出し
口から涎が零れてガクガクと大きく震えている少女…段々と少女の体を移動しながら蠢いている肉の動きが収まって行く
少女をその様な事態に追い込んだ野良犬はいつの間にかどこかへ走り去っており、立ったままピクンピクンと震えている少女だけが残された…
いつの間にか閉じていた少女の目がゆっくりと開くと…その顔、表情が不気味な笑顔で歪み出す
「あは、あはは…おれ…にく…あたらしいおれのにく…!」
少女の声に濁った別の男の声が混ざる…少女は頭をガクガクと揺らし足を引きずりながら公園の茂みの中へ入り込むと自身の服を少しずつ脱がし始める
「おれ?…わた…わたし!…わたしのむね…わたしのちくび…!」
少女は小さな指で自身の乳首をクリクリ弄り出すが…まだ肉体が幼い為か、特に快感等は感じない様だ
その事に不満そうな顔を浮かべる少女…の肉体を動かす少女の中に潜んでいる肉塊
「このからだ…ぜんぜんだめだぁ…もっとおおきいにくがほしぃよぉ…うぁ…そうだぁ…わたしの、あたま、『脳』をつかって…」
少女は頭を抱えてうんうんと深く考え始めた、時折びくんびくんと体を震わせている
少女の中にいる何かが少女の脳をフル活用する事でこの少女から別の肉体へと移る作戦を立てているのだ…そして―――――――――
魔術学院に通っているとある女学生、長い金の髪を揺らしながら可愛らしい彼女は公園の近くを歩いていると…泣きじゃくっている少女が目に入った、彼女は何事かと思い少女に声を掛けた
「ねぇどうしたの?…どこか痛いの?お姉さんにできる事があったら教えて欲しいな?」
「うん…わたしのぼーるがあそこにひっかかっちゃったの…てがとどかないの…うえぇぇぇん!」
少女はそう言って茂みの上に引っ掛かったボールを指差した、確かに自分ならともかく小さな少女の背ではとても届かないだろう…女学生はボールを取り少女に渡そうとする
「よっと…取れたわ…ほら、このボールでしょ?」
「ありがとうおねえさん!…えへへ…おねえさんのあしすべすべしてるねぇ…」
礼を言う少女だが女学生の足に纏わり付きベタベタと触ると…ぎゅっとしがみ付いてすりすりと頬を擦り付け始めた…
女学生は何か不気味な雰囲気を少女から感じ始めた、早くボールを少女に渡して急いでここから離れようと思い始めるが…
「にがさないよぉ?…わたしの、おれの、あたらしいにくぅ♡」
なんとしがみ付く少女の頬が女学生の足にべったりと貼り付き一体化している!…女学生は驚くと同時に、何故か自身の体が指一本全く動かない事に気づいた
(なんで!?どうして私の体が動かないの!?…この!この!)
必死に自身の体を動かそうとする女学生だが体が石の様に動かない…女学生の体の中に少しずつ入り込み始めた肉塊が
一体化しつつある女学生の神経を掌握し始めているのがその原因だが…女学生はそんな事は全く知る筈も無い
「おねえさんのにく…わたし…おれがうまくうごかすからあんしんしてね…ぐ、ぐふ、ぐふふふ♡」
「何だか、ねむ、眠くなって?…た、助けてお、お母さ……ぐぎっ…グギギギ!」
肉塊は女学生の脳に到達するとそこから女学生の肉体と一体化し始めた、女学生の顔、体がボコボコ、ゴキゴキ、グネグネとピンク色の肉が混ざり大きく粘土の様に歪み蠢いている…
立ったままの女学生の身に起きている悍ましい蠢きは少しすると何事も無かったかの様に収まった
様子のおかしかった少女の方はと言うと…ふらふらと体が揺れ虚ろな目をしているがやがて眠る様にパタリと地面に倒れてしまう
閉じていた女学生の目が…ゆっくりと開いた、その目に邪悪な光を宿しながら
「…に、にく、新しい俺の肉…やったぁ♡さっきの肉よりおっきーい♡…ぐへへへ!」
女学生は両手を使い自身の顔をまるで初めて触るかの様にベタベタと捏ね繰り回すと顔が一瞬ボコリと蠢き…ニタァとだらしない笑みを浮かべた
先程肉塊が使っていて用済みとなった宿主の少女が倒れている事など一切視界に入れていなかった
「今使ってるこの女の肉なら…さっきよりは満足できそうね!…えーと…ふむふむ、トイレに行けば良いんだな!…頭の良い肉だからか私の頭も良くなったみたーい♪」
女学生は指を頭に当てながら妙な事を口走りつつ公衆トイレへと向かう、まだ体を完全に掌握し切れていないのか動きがどこかロボットの様にぎこちない…
トイレに入った後、倒れている少女の母親が少女を見つけた事による悲鳴らしき声が聞こえて来たが…無視した
「ふふ…へぇ…成程!これが私の胸、おっぱいなんだね!…え、えへへ…♡乳首をこうして触ると段々…気持ち良く…うっふぅ♡」
女学生はトイレの洗面台の前で自身の姿を見ながら上着を脱ぎブラジャーを外し、おっぱいを丸出しにして乳首をコリコリと弄り出している…
女学生は涎をダラダラと垂らしながら快楽を貪るかの様におっぱいを鷲掴みして揉み始めた
「んぁ♡んあぁ♡…こ、これが女のぉ♡…肉の旨味かぁ♡…ふぁ♡…もっと味わいたいなぁ♡…もっとコイツより良い肉を…あはぁぁぁ♡」
女学生はマンコから愛液を駄々漏らししていてスカートや下着がびちょびちょになってしまっていたが…気にせずトイレから出てフラフラ歩き始める
もしこの肉が駄目になってしまっても適当に別の肉を見つけてその肉に移れば良い…今の肉体がこの先どうなろうと知った事では無いのだ―――――――――
公園から少し先にあるレストランで肉塊が操縦している女学生が食事を行っていた…女学生があまり食べない肉料理ばかりを注文しガツガツと下品に貪り続けている
その食事量は尋常では無く、食べきれる筈が無い量がお腹にドンドン入って行き…女学生のお腹が見る見る内に妊婦の様に膨れ上がって行く…
料理を運ぶウェイトレス達が彼女のお腹がもう破裂するんじゃないかと心配そうに見ていた
ちなみに食事代はもう既に大幅にオーバーしており、彼女の所持金では支払えないのだが…中身が女学生では無い肉塊がそんな事を気にする筈も無い
まさか肉塊は金を支払わずにこのまま女学生の肉体で食い逃げでもすると言うのだろうか?その妊婦の様なまともに動けないお腹で?…答えはNOだ
何故なら肉塊は…既に次の肉体となる女性に狙いを付けていたからだ
「うぷっ…く、くくく…す、すいませんウェイトレスさぁん?新しい注文なんですけどぉ?…うぷっ、ちょっとこっちに来て貰って良いですかぁ?」
「は、はい…お客様…あの、もう食べるのを止めて置いた方が…え!?…うっ…ぐぁ…!おっ!?…おごぉ!?」
ウェイトレスは様子のおかしい女学生の注文に対し恐る恐る近づくが…女学生はウェイトレスの腕の肉をいきなりガシッと掴み出した
女学生の手の肉がグニャグニャとピンク色が混じり歪に歪むとウェイトレスの腕がボコボコとピンク色に染まりながら膨れ上がる…
今度はウェイトレスの肉体、頭へとグニグニ移動し始めた肉塊、ウェイトレスの腕を伝い…蠢きが頭に到達するとウェイトレスの可愛い顔が醜くボコボコと歪み出し、グニャグニャとピンク色の肉が混じりながら全身が大きく蠢き出す
ウェイトレスの肉の全てを自身に馴染ませるかの様に支配して行く肉塊…不運な事に他の客達の対応をしていたウェイトレス達はその恐るべき異常事態を見落としてしまっていた
企みが成功し醜悪な笑みを浮かべていた女学生は段々と憑き物が落ちて行くかのように表情を失っていき…ゆっくりとテーブルに頭を付けて意識を失ってしまった
肉塊から解放され虚ろ目で口の端から涎を垂らしながら抜け殻の様になってしまった女学生…不思議な事に妊婦の様に膨らんだお腹はすっかり元に戻っていた
「…あー、あー…い、イらッしャ…イラッしゃいませ…は~い♡新しい肉体のオーダーが入りました!…可愛い私の肉をめいっぱい味わってくださいね♪…なぁんてなぁ、ギャハハハハ!」
肉塊の乗り換え先となったウェイトレスは正気とは思えない事を喋りながらニタニタ笑い自身のおっぱいを鷲掴んで大きく揉み始めた
もみもみ♡もみもみぃ♡
その揉み応えのあるおっぱいは前の宿主である女学生よりも大きかった、肉塊はレストラン内で一番可愛い女性をターゲットにしたのだ
「ちょ、ちょっと!貴女何をしているの!?お客様も気絶してるし一体何が起きたのよ!?」
肉塊の支配下となったウェイトレスの先輩が彼女に詰め寄り出した…彼女は一瞬尊敬している先輩に対し鬱陶しそうな表情を浮かべた後、ニッコリと先輩に笑みを向けた
「せんぱぁ~い♡…急で申し訳ありませんが私…このレストランを止めようと思いまぁ~す♪今までお世話になりました♡」
「何を言ってるの!?貴女このレストランにずっと入りたかったって…ひぃ!?」
先輩は後輩である彼女の顔が一瞬グニィと歪んだ事に恐怖を覚え思わず尻餅をついてしまった
ウェイトレスはそんな先輩を無視し駆け出すとレストランの外に出た
「もうこんな飯が不味い店になんか用は無いわ!だって私は私じゃ無いものに動かされてと~っても幸せな気分なんだもん!ギャハハハ!」
ウェイトレスは店の外に置いてある花の鉢を蹴り倒すと先輩や他のウェイトレスの呼び止める声も無視しそのまま走り去って行く…彼女の着ているウェイトレス服は外では明らかに目立つのだが肉塊はそんな事は気にしない
それ所か走りながら服のボタンを外すとガバリと開きブラジャー越しにおっぱいを揉み始めた、その奇行に通行人の目が彼女に集中するが肉塊に支配された彼女は逆にそれを見て更に興奮していた
犬の様にダラダラ涎を垂らしながら今の肉体よりも更に良い肉を求めてフラフラと走りさ迷う肉塊
だが明らかにこの奇行は不味かった、さ迷っている内に大勢の人々の目がこの様子のおかしいウェイトレスに向けられた結果、国の兵達が不審者として彼女を追い始めたのだ
慌てて兵から逃げて路地裏に隠れだすウェイトレス…どう考えても肉塊の自業自得だが肉塊は自身が追われ隠れている事に不満を覚え苛立ち始める
(人間風情がこの俺を捕まえるだと?…ふざけやがって!折角この体で女に縁の無い男共にサービスしてやったと言うのに恩知らずめ!…見せしめに二、三人血祭りに挙げてやっても良いが…脆弱な体では少し不利だな…ん?)
イライラしながら親指の爪を噛んでいたウェイトレスだがふと自身に向けられた視線に気づいた、兵の物では無い…女性の物だ
「あの…?どうされたのですかその乱れた姿は…?まさか暴漢にでも襲われたとか…!大丈夫ですか!?」
乱れた衣服を気にしないウェイトレスの姿に何を勘違いしたのか一人の女性が慌てて近づいて来たのだ…着ている服はごく普通の物だが…何故か身の振舞い方に気品らしさを感じる、顔立ちも長い金の髪も女学生とは比べ物にならない程美しい…そんな女性だ
ウェイトレスの中にいる肉塊は自身に近づいて来る間抜けで上物な肉を次のターゲットに決めた
女性の前で手で顔を覆うと瞬時に顔の肉を自在に操り涙を流し始めて嘘泣きを始める肉塊…この程度の泣き真似は肉塊にとって造作も無い
「…う、ううっ!…ええ、そうなんです…私、男達にいきなり襲われて…無理やり私の体を好き勝手にされて…うわぁぁぁ!」
ウェイトレスの迫真の演技に女性はまんまと騙されてしまう、女性はウェイトレスに質の良いハンカチを差し出す
「やはりそうでしたか…ワタクシで良ければ何か力になります、これで涙を拭いてください」
「あ、ありがとうございます…どなたか解りませんが優しい方…」
(ああ、協力して貰おうじゃねぇか…俺の動かす新しい肉としてな!ギャハハハ!まんまと騙されやがって!…にしても良い匂いのするハンカチだな?んー…あっ!この馬鹿な女の体臭だぁ♡思いっきりスーハーしたいが今は我慢だ…)
ウェイトレスはハンカチで涙を拭くと…泣き止んで優しい微笑みを女性に見せて手を伸ばし始めた、女性は自身に助けを乞おうと手を差し伸ばしていると思いウェイトレスの手を取るのだが…肉塊の罠に女性はかかってしまった
ウェイトレスの手を掴んだ自身の腕が突然蠢き始めたのだ、まるで何か得体の知れない物が…自身の全てを喰い尽くして行く様な…そんな強烈な不快感を感じた…痛みは感じない、しかし自身の体の感覚が徐々に失われながら蠢きは段々全身にグニャグニャ、ボコボコ、グキグキと広がり出した
「こ、これは一体!?…だ、だめです…止めて…ワタクシは…この国…の……知らねぇよそんな事!人間はおとなしく俺の肉になってりゃ良いんだよ!…えっ!?今の…ワタクシの言葉じゃ…」
女性は自身の体で蠢く何かに苦しみながら口が勝手に動き出した事に恐怖する…今のは自分の声ではあるが自分では無い
「へ、へへへ!マジかよ…嫌…勝手にワタクシの口を…この肉体、大当たりじゃねぇか!…だ、誰か…お父、様…助け………助けなくても大丈夫よ!だって今日から俺が…ワタクシなんですからぁ♡グヒャハハハ!」
大きく肉体が蠢いていた女性だが蠢きが収まると突然醜悪に笑い出した、女性は全身を弄り出すと涎を垂らして新しい肉体を堪能している…時折顔や体がピンク色の肉が混じりグニグニと歪み出すがすぐに元の美しい顔に戻る
肉塊が体の中で泳ぐ様に移動しながら肉体を自身に馴染ませているのだ…女性の肉体はもう女性の物では無く隅から隅までが肉塊の肉と一体化して肉塊の物となっていた
女性はおっぱいを弄りつつ自分が本来いるべき場所へ帰って行く…女性の横を兵が通り過ぎるが何食わぬ顔で気品を漂わせ歩く彼女の中に得体の知れない肉塊が混ざっていて彼女を動かしているとは兵は思いもしないだろう
兵達は抜け殻となって気絶した虚ろな目をした人形の様なウェイトレスを連行して行った…そこにはもう諸悪の根源はいないと言うのに…
「まさか…まさか…ワタクシがお忍びで来てた姫様だったなんて♡…つまりこの肉体なら贅沢し放題やりたい放題じゃねぇか!やったぜぇ!…おーっほっほっほ!ワ・タ・ク・シはぁ♡みんなの憧れの優し~いお姫様なの~♪…うふっ♡なんてなぁ!ギャハ、ギャーハハハハハ!ギャーハッハッハ!」
思わず姫の顔で大笑いしながらグニグニと肉塊が姫の体中を嬉しそうに動き回る…この悍ましい光景を姫を慕うこの国の誰かが目撃していたら間違い無く卒倒している事だろう
これから始まる自身の華やかな肉生…いや人生に肉塊は胸を躍らせるのだった…姫のおっぱいを両手で捏ね繰り回しながら―――――――――
城の廊下で姫に仕える女騎士がメイドに案内されている、姫が自分に何か用があるらしい
「最近姫の様子がおかしい気がするのだけど貴女は何かご存じでは無いかしら?贅沢を嫌い、小食だった姫がこの頃やたらと贅沢ばかりを行い…頻繁に食事を行う様になったの」
「さぁ…?私にはいつも通りの姫様に見えますが…?考えすぎでは無いでしょうか?」
女騎士の質問に首を傾げながら答えるメイド、その答えに女騎士は全く納得していなかった…明らかに姫の様子がおかしかったからだ、メイドや他の貴族の娘に体にベタベタ触る過剰なスキンシップを何度も行っているとも聞いた
…場合によっては直接姫にこの事を問い質す必要があると彼女は思っていた
「姫様はこちらの部屋におられます、それでは私はまだ洗濯が残っていますのでこれで…」
「ええ、案内ありがとう」
部屋に入る女騎士にメイドは一礼して扉を閉めて去って行く、洗濯場に着いたメイドだが懐からある物を取り出した…それは…洗濯前の姫の下着だった
メイドを何故かそれを顔に押し当てると…スーハーと匂いを嗅ぎ始めた
「姫様の下着…姫様の匂いがいっぱい染み込んでて…私もう濡れちゃいそう♡…すぅ~はぁ~♡すぅ~はぁ~♡」
明らかに異常な行為だが洗濯場にいるメイド達は彼女の行動に注意一つしない、それ所か他のメイドも女物の服の匂いを嗅いだり…下着を直接口に銜え味を確かめたりと異常な行動を取っていた
お互いの体を弄り合っているメイド達までいる始末だ
「「あ~女の体って最高だぁ…♡」」
同時に同じ言葉を呟く体を弄り合っているメイドの二人…グニ…グニ…彼女達の背中の皮膚でピンク色の何かが泳ぐかの様に蠢いていた―――――――――
「…!?」
姫のいる部屋に入った女騎士だが目の前で起きている光景に思わず言葉を失ってしまう
「うふふ…さぁ、もっとワタクシの足を舐めなさい♡」
「姫様…姫様ぁ♡」
「姫様のお味…最高です♡」
「姫様…私にもどうかお慈悲を…♡」
女騎士の前で裸の姫が同じく裸のメイド達に足を舐めさせている…それだけでは無い、姫が座っているのは椅子では無く四つん這いをしているメイドだった…姫はメイドを椅子代わりにして腰掛けていたのだ
姫の周りでは他のメイド達がしゃぶり尽くすかの様に二人一組になりお互いの裸体を舐め合っていた
「ひ、姫!?これは…これは一体何の冗談ですか!いや!冗談にも程があります!すぐにお止めください!…貴女達もです!メイドでありながらその様な淫らな行為…恥を知りなさい!」
「良いじゃない、こんな事したって…だってワタクシはお姫様だもの♪…何をしたって許されるわ!…それとも貴女、ワタクシに逆らうつもりなの?」
そう言い女騎士を睨みつける姫、女騎士は明らかに様子がおかしい姫に何故こうなってしまったのか考え出した…腰に携えた剣を握りながら
(目の前にいる姫は本物なの?誰かが化けた偽者?…姫が何かに操られている可能性も…もしや悪魔に憑かれたの!?)
顔に一筋の汗が流れる女騎士…どの可能性でも一筋縄でいかない事態であるのは確かだ
メイド達がゆらりと立ち上がると女騎士にじりじりと近寄り始めた…メイド達の裸体の一部が一瞬グニグニとピンク色の何かで歪んだ
(何かが体の中にいる!?…だとすれば…姫をどうにかして取り押さえるにしても…最悪彼女達を斬らなければいけないようね………ごめんなさい、貴女達を救えそうに無いわ…)
女騎士が苦渋の決断をして剣を抜いたその時だった
べちゃり…べちょっべちょべちょ!
女騎士の背中に何かが貼り付くと自身の手が痺れた様に動かなくなり始めたのだ、鎧の隙間から肉塊が液体の様に潜り込み女騎士の素肌に触れると肉体に侵食して行く
「くはっ!?…は、背後から…?…一体何が…!?」
背後からの奇襲?しかし女騎士を案内したメイドは後ろの扉を閉めて去って行った、女騎士の後ろには誰もいなかった筈だ…まさか…扉の裏に…?
「そう、正解よ…扉の裏にね…俺の分身の肉塊を貼り付けて仕込んで置いたんだ、ぐへへ…お前が目の前の異常な光景を見て後ろのドアの確認を怠るだろうと言う賭けだったんだがな?上手く行って良かったぜぇ♪」
姫の顔で憎たらしく笑う肉塊…と言っても女騎士が背後の肉塊トラップに気付き斬り伏せる可能性も考えて無かった訳では無い、その為に部屋の至る所に分身の肉塊を仕込んでいたのだが…杞憂に終わって何よりだった
「俺はなぁ、いっぱい食事をして地道に力を付けてきたお陰でなぁ?自分の肉の量を増やす事に成功したんだよ…その為に食事量を増やして贅沢して…こうやってメイド達に増えた肉を植え付けてつまみ食いをしてたりしたんだがな…お前の存在が実に目障りでなぁ」
「お、おのれ…姫を…私やメイド達をどうするつもりなの…?」
女騎士はその精神力でなんとか肉塊の支配を逃れようとするが…肉塊の支配力の方が上だ、だが万が一と言う事もある…肉塊はメイド達を操ると女騎士の剣を奪わせて鎧を無理やり脱がさせた、女騎士は抵抗の意思を見せるが体が全く言う事を聞かない
「どうするって?安心しろよ、命の保証はしてやるよ…命だけはな、ワタクシの体も記憶も人格も…貴女達の肉全てを俺の肉の一部として有効活用し続けてやるぜぇ!グッフッフ…やれ!お前等!」
肉塊がメイド達に指示をするとメイド達は同じ様なニタニタ笑いながら女騎士の周りを取り囲み…その鍛えられたしなやかな体をペロペロと舐め始めた
「あぁ…姫様程では無いですが女騎士様の体も実に味わい深いですぅ♡…ククク!」
「や、止めろ変態め!うっ…あっ…♡…お、お願い、みんな目を覚まして!」
「何を仰られているのですか?私達は目覚めたのです…」
「素晴らしき肉塊様の操る肉人形としてね♡」
「女騎士様も肉塊様のボディになりましょう♡ぺろぺろぺろ…♡」
女騎士の手足を舐めていたメイド達は顔や胸、乳首も舐め始める…最初は我慢出来ていた女騎士だが段々と快楽に耐えられなくなって来ていた…女騎士のマンコがトロトロになり始める
そして姫が女騎士にトドメを刺そうとマンコに顔を近づけ始める
「お前まさか…!止めなさい!姫に、姫にその様な事をさせるのだけは!うあぁっ♡…お願い止めてぇ!!!」
「止める訳無いだろこんな楽しい事をよぉ!…うふふ♡ワタクシの舌で貴女に天国を見せてあげるわ♡…まぁそのまま二度と目を覚ます事は無いだろうけどなぁ!ギャハハハ!ギャーッハッハッハッハッハ!!!!!」
姫は舌で女騎士のマンコを器用に攻め始めた、肉塊の力によるものなのか姫の舌は異様に伸びて蛇の様にマンコを責め立てる
ぺろぺろ♡ちゅるちゅる♡にゅるぅ♡
「あっ♡んぁぁ…ひ、姫ぇ…ぐふっ…ぐふふ…自分が自分で無くな…おっ!あは♡…あっあっあっ♡…あ~~~~~~!!!」
ぷしゃああああああああ♡
勢い良く愛液を噴き出す女騎士、愛液を顔に浴びた姫は満足そうに微笑むと駄目押しとばかりに舌の先に集中させた肉塊を女騎士のマンコの中にニュルニュル侵入させた
ビクンビクンと魚が跳ねるかのように痙攣する女騎士の体、強すぎる快感を味わい続けたからか女騎士は白目を向き泡を吹きそうになっていた
一際大きくビクン!と跳ねた後はピタリと痙攣が止まり眠る様に穏やかな表情になる女騎士…しかし…その顔は段々と邪悪な笑みを浮かべ始める
「うふふ…これで女騎士はワタクシと同じ俺になれましたねぇ♡」
「おめでとうございます姫様…♡」
「「「おめでとう…おめでとう…」」」
虚ろ目のメイド達は主である姫…肉塊を祝福する、姫も女騎士もメイド達もその場にいる全員が貼り付いているかの様な同じ不気味な笑顔となっていた―――――――――
それから時は流れる…今日は王国の『謝肉祭』、国民が豪華な料理を無料で食べ放題飲み放題と言う正に夢の様な一日である
「へへ、今日は一年に一度の謝肉祭の日だ!ははは!この一日の為に仕事を頑張って来たんだぁ!」
「いやぁ…国王が急死して姫様がいきなり女王になった時は大丈夫かと思ったが…こんな祭りを考えるとは姫…いや女王様々だよ」
「王が倒れてからの立て直し振りはまるで『皆が一つになったかの様』な一体感だったな、言っちゃなんだが特に女達の頑張りぶりが不気味に思えるぐらいに…」
そう言いながら祭りの会場でメイド達や兵が用意した料理や酒を貪っている男達、国王の急死で大騒ぎになりはしたが姫が涙を流しながら国の危機に立ち上がる様に演説を行った事で皆が一丸となって危機を乗り越えたのだ
そして謝肉祭の会場に護衛と共に一台の豪華な馬車が現れるとその中からこの祭りを生み出した女王の姿が現れる
女王が姿を現した途端…国民達の大きな歓声の声が上がり、それを笑顔で手を振りながら応じる女王…彼女の隣には女騎士がいる
「女王様…今夜の『邪肉祭』の主役達は決まりましたか?」
「そうだな…アイツと…アイツもしゃぶり付きたくなる様な肉体だな…それからアイツも…後は適当に集めておいてくれ」
「御意」
女王は集まっている国民達の中から何人かの美少女達を指差し女騎士に指示を送ると女騎士はすぐに兵に命令を出す
女王に指差された美少女達は喜んだ、毎年女王はこの日になると何人かの女性を城に招待するのだ…
そして女王に選ばれた女性達は城の晩餐会でとても豪華な食事を、更に高価なドレスを着れて気分はお姫様…そして『とっておきの催し』があり正に天国な様な一夜を送れると言う
女王に招待され城から戻って来た美少女達は『全員がその素晴らしさを周りに語る』のだ、女王に招待されるのはとても栄誉のある事で幸福であると…
兵達に連れられご機嫌の美少女達だが…彼女達は知らなかった、その『とっておきの催し』が女王による乱交パーティーである事を…
その体に肉塊を植え付けられて城から出た時にはもう中身が肉塊と摩り替っていると言う恐ろしい『邪肉祭』が城で起こるのだが…そんな自分達の末路をこの楽し気な宴の雰囲気では想像する事すら無いだろう
「……女騎士よ、魔術学院から回収した俺の本体の復活はいつになりそうだ?」
「もう数年程お待ち頂ければ…こうして生贄を呼び集めて少しずつ俺に変えて…快楽と共に力を蓄えるのです」
「ふん、忌々しい勇者共に計画が気付かれたら全てがパーだ…だが俺が完全復活すれば奴らなぞ…ギャハ!ギャー…」
「おっと女王様、下品な笑いをお止めを…皆が見ている場ですので」
「あらあらワタクシったら…ぐふ、うふふ♡」
一瞬邪悪な表情に変わった女王だがすぐに顔をグニリと肉を蠢かせ元のニッコリとした笑みを作る…不幸な事に皆が祭りに夢中でその悍ましい瞬間を見る事は無かった―――――――――
国民が寝静まっているであろう夜遅くの城内の廊下で一人の少女が逃げ回っている
彼女は女王により城に招待された美少女の一人だ…しかし城に招待された時、晩餐会での豪華な食事の時、綺麗なドレスを身に纏った時の喜びに満ちた表情は今は恐怖と困惑で歪んだ顔となっている
「何なのよ…!何が天国よ!あんな邪悪な儀式が天国である筈が無いわ!…この国で今何が起きているの…?」
しかしその疑問に答える者は誰もいない…が彼女を追う者達はいる、足音を聞いた彼女は慌てて空き部屋の扉を開け部屋の中に隠れる
昼は楽しい謝肉祭♪
夜は淫らな邪肉祭♪
食べて飲んで歌えや踊れ♪
肉を喰らい肉に喰われろ♪
俺がお前の肉に成りお前が俺の肉に成れ♪
国を亡ぼす肉の悪魔の復活は近い♪
そんな不気味な歌を歌う女性達の声が彼女の耳に入りやがて聞こえなくなった
歌っていたのは自分と同じ城に招待された美少女達だ、いや…もう彼女達は何かと摩り替っており、自分が知っている彼女達では無いだろうと少女は確信する
少女は晩餐会が済んだ後、次の部屋へ案内される時に城のあまり豪華さについ見とれてしまい…気が付くと逸れてしまったのだ
城内で迷っている内に兵が一人もいない事に不気味さを覚えた彼女だが女性の声が聞こえる部屋を見つけ、部屋の扉こっそり開けて覗き込んだ少女だがその時信じられないものを見た
「せ、先輩…先輩♡、も、もっと私を味わって♡」
「ふふ、良いわよ…お望み通り可愛がってあげる♡」
部屋では二人のメイドらしき女性が裸で愛し合っていた、後輩らしきメイドを先輩らしきメイドがその体をペロペロ舐めていたのだ
それだけなら只見てはいけない秘密の情事を見てしまっただけなのだが…二人のメイドの全身にグネグネとピンク色の何かが不気味に蠢いていたのだ
(な、何よあれ…?か、彼女達は人間なの…?)
困惑しながらも二人に気付かれない様に部屋から離れた少女だが他の部屋から聞こえる声も喘ぎ声や何かが蠢く音が聞こえてしまい
少女はこの城が普通では無い事を知ってしまった
そして…一際大きい部屋の扉から覗き込んだ光景を見て少女の疑問は確信へと変わる
そう、少女と同じく城の招待された美少女達が女王やメイド達によって不気味な肉塊を指で体に植え付けられて…
悲鳴が淫らな喘ぎ声へと変わり、ベタベタと体を触っていた彼女達は隣同士で乱交をし始めたのだ
「あらあら…覗き見はいけませんよ?うふふ…」
「!?」
その光景を目撃していたのを女王に気付かれてしまった少女は逃げ出した結果、現在に至る
今隠れている空き部屋内で何か武器になるものを必死に探している少女、もし剣を見つけたとしても少女の力ではまともに振るえるとは思えないがそんな事を考えている余裕は無かった
「あ、あった!」
花瓶が置かれている戸棚から錆びた果物ナイフを取り出す少女、少なくとも何も無いよりはマシだ
「お客様ぁ?駄目ですよぉ~?泥棒なんかしちゃあ~?」
「!!!???」
女性の声が聞こえ思わず声がする窓の方を見る少女、そこにはべたぁと窓に貼り付きニヤニヤ笑っているメイドの姿があった…顔の肉がモゾモゾと蠢いている
「もう観念しなさい、国に逆らって生きていられるとでも思っているのですか?早く貴女の体をワタクシに…俺に寄越しやがれ」
扉を開けて入って来る女王…獲物を追い詰めたからか舌なめずりしながらはぁはぁと息を荒げて少女に近づいて来る…少女は恐怖でもう限界だった
「いやぁぁぁぁ!」
「!?…がぁっ!?」
少女が突然持っていた果物ナイフを女王の腹に突き刺したのだ、思わず倒れる女王…少女はぐちゃぐちゃに泣いた顔で部屋を飛び出して行った
窓から入って来たメイドが慌てて女王に駆け寄るがムクリと女王は起き上がるとグジュグジュと突き刺さったナイフを何とも無さそうに引っこ抜くとそのままナイフを放り捨てた
「女王様、ご無事ですか?」
「見れば解るでしょう?…お父様に果物を剥いてあげていた時に隙を見てあのナイフで始末したのだけど…ちょうど今みたいにお父様を突き刺して…ぐふふ」
ナイフでできた女王の傷口はいつの間にか塞がっていた…女騎士が部屋に入って来る
「女王様、あの少女は追わなくてよろしいのですか?」
「ええ、だってもうあの子はどこに逃げても無駄でしょうから♡」
女王はそう言って部屋を出るとゾロゾロとどこからか集まって来たメイドや美少女達を侍らせながら『邪肉祭』を再開する…肉塊の本体である魔族の死体の周りで女性達が淫らな行為を行いながら死体に少しずつ復活の為の力を注いでいくのだ
恐るべき『邪肉祭』はまだ始まったばかりなのだ―――――――――
はぁはぁと息を荒げながら少女は深夜の城下街を走る…辺りは不気味な程に静かだ、暗闇の中で少女は何度も転びドレスが泥だらけになりながらも少女は自らの家を目指した
少女には大事な両親が、妹がいるのだ…もし自分がこのまま女王や知り合いの姿をした何かに捕まり…自分が自分で無くなってしまったら?そして両親や妹をこの手で…そこから先は考えたくなかった
両親にはどう説明して良いのかは解らない、だが…せめて幼い妹だけでも何かの魔の手から逃してあげたいと少女は決意した
我が家へとたどり着く少女、少しだけホッとした顔になると扉を開けるとちょうどトイレから出て来た妹と顔を合わせた
「ふぁぁ…おねえちゃん?どうしたの?おしろにいったんじゃ…」
少女は無言で妹を抱きしめて泣き始めた
「うっ…グスッ…あたしが、お姉ちゃんが必ず守ってあげるから…!」
改めて妹を守る事を決意する少女だが―――
「だいじょうぶだよ?だって……もうコイツは手遅れだからな」
妹の口から濁った様な男の声が出ると…ブスリと妹の指が少女のこめかみに突き刺さった
「あひぃっ!?…あっあっあっ!?…な、なんでぇ…?」
少女の顔の肉にピンク色の肉が混じりグニグニと蠢き出すと白目を向いて苦しむ少女…指がピクピクと震えている
「なんでって?…そりゃ簡単だ、妹はもう俺の物になっているって事さ!いやぁ驚いたぜ、最初に取り憑いた人間のチビに姉がいたなんてよぉ?…もしもの時の為の肉を残しておいて正解だったぜ…ギャハハ!」
妹の顔で大笑いする肉塊、少女は精神的ショックもあり立ったまま意識を失い俯いてしまう…少しすると意識を取り戻したのか頭を上げる少女、その顔は無表情だったが
グネグネと顔の皮膚の表面を侵入したピンク色の肉塊が泳ぐかの様に蠢くとニヤァと不気味な笑みを浮かべ出した
「あーあ、残念だったなお嬢ちゃん…お前も俺になっちまったなぁ!…ぐひひ」
少女も肉塊の操る肉の一部となってしまった、肉塊は新しく手に入れた肉体をベタベタと触り出す
「んっ…くはぁ♡」
新しい女を手に入れた事と肉体の快感で思わず少女の顔でうっとりとした表情になる肉塊
「おめでとうおねえちゃん…おねえちゃんもわたしといっしょになったんだね!わーい!おねえちゃんも俺になってうれしいなぁ♡」
「ええ、これからは姉妹仲良くずっと一緒よ!…俺の動かす肉の一部として死ぬまで操り人形だがそれはとても幸福な事なの、あたしが自分でそう言ってるんだから間違い無いわよね!えへへ♪」
少しすると少女の家の前に女王が寄越した馬車がやって来た…新しくできた生贄を迎えに来たのだ
「馬車が迎えに来たわね、お姉ちゃんと一緒に『邪肉祭』へ行きましょう…女王様もきっとお喜びになるわ」
「じゃにくさいとってもたのしみ!わたし、おねえちゃんのおっぱいやまんこをいっしょうけんめいぺろぺろしてがんばるね!」
「うふふ♡」
「えへへ♪」
「「ギャーッハッハッハ!ギャーッハッハッハッハッハ!」」
城へ向かう馬車の中で二人の…肉塊の不気味な笑い声が木霊する…いつか国を亡ぼすであろうこの祭りはまだ終わりそうにない