twitterのフォロワーである神嵜レイさんの
憑依絵が素晴らしすぎて、本人の許可を得てそれに付随するSSを書きました!
個人的に巫女モノも書いてみたかったのでとても楽しめました!
初めての悪霊退治。
まさか見習い巫女なってから2週間で任されるとは思わなかった。相手は下級の悪霊だからと”先輩”が私に経験がてらに行ってこいと言ったのだ。渡された悪霊祓いの札を右手に持ち、件の悪霊が出没するという墓地に向かった。
そいつは夜に訪れた者の前に現れては取り憑き、飽きるまで肉体を自由に弄ぶといらなくなったおもちゃを捨てるかのようにその場に放置するという。よくある怪異譚だがひとつだけ違ったのは被害に遭うのはすべて”女性”だということ、そして全員が裸で発見されるということだった。
その身勝手な行いに憤りを感じながら現場の墓地に到着した。
「きゃああああ!」
背後に女性の悲鳴。
例の悪霊が現れたのだろう。初めての本番に緊張した私は生唾を飲むと声の方に走った。
「た、助けてください!そこに幽霊が……!」
駆けつけた私が見たのは恐怖で腰を抜かした女子大生くらいの見た目の女性とその周辺をぐるぐると浮遊する人魂。周りに黒い邪気を帯びたそれは通常の霊とは違い完全に悪霊と化しているのが明らかだった。私の存在に気づいたのか周回するのをやめ警戒するかのようにその場に留まっている。
訓練用の疑似魂ではない本物の悪霊を前にして額から汗が伝う。下級とはいえ意思を持った上で人に害を為す存在だ。何が起こるか分からない。
「おのれ悪霊め!私が成敗してやります!」
震える身体を必死に押さえつけ札を構える。
大丈夫だ。先輩に教わった通りにやればこの程度の霊は問題ないはずだ。幸い相手の動きは緩慢だ。呪文を唱えて目の前の存在を祓うのみ……やれる!
そう思っていると後ろの女性が立ち上がった。逃げるつもりなのだろうか。それならこちらとしても都合がいい。誰かを庇いながら戦うのは自分にはまだ荷が重い。
「今のうちに逃げてください!ここは私が......」
言い切る前に走り出す足音が聞こえた。堪らず逃げ出したのだろう。
(よし、これで……)
安心した瞬間、背中に衝撃を感じた。
「……え?」
誰かがぶつかった。そう思った頃には背後からがっちりと両腕を掴まれ身動きが取れなくなっていた。
どういうことだ。一体誰に邪魔されているのか。
(え?これって……)
「このカラダも悪くなかったんだけどよ。まさかここまでの上玉が現れてくれるとは思わなかったぜ」
背中に感じたふたつの柔らかなふくらみ。自分を押さえつける華奢な両腕。
そして嬉しそうに話す艶やかな声。
「まさか……!」
「いやあ、幽霊の噂を流しては面白半分でここに来る女どもで遊んでたんだが……まさか本職のご登場とは恐れ入った。俺の退治に来たってわけか。餌を用意しといてよかったぜ」
自分の身動きを止めていたのはさっきの女子大生だったのだ。だが口調は女性とは思えない粗暴なもので彼女が何かされたのは明らかだった。
「悪霊は……2体いたのですか……!」
「いいや?俺一体だけだぜ?お前の目の前にいるのが本体でコイツに取り憑いてるのは俺の分身体だ。もっとも感覚は共有してるからひとつの意識が複数の肉体をまとめて操っていると思ってくれればいい。ほうら、すげえだろコイツの胸。FカップだぞFカップ。さっきから背中で感じてるだろ?んっ……面白いくらいに潰れる感覚が最高だぜ……あふ……」
「むにっむにっ」とマシュマロのように柔らかい大きな胸を上下に擦りつけられると同時に耳元で甘い吐息が漏れる。この悪霊、こうして女性の尊厳を踏みにじり身体をおもちゃみたいに弄んではその肉体から発せられる快楽を楽しんでいるのだ。同じ女性として腹の底から怒りがこみ上げる。
「早くのその人から出て行きなさい!これ以上は私が許しません!」
「んー?まあ、そう言わないでよ可愛い巫女さん。元はと言えば女のカラダが気持ちよすぎるのがいけないのよ?男なら大きなおっぱいを触りたいじゃない。興奮してツンと勃ったエッチな乳首を摘まんでみたいじゃない。びしょびしょになったアソコを起き上がれなくなるまで犯し倒したいじゃない。ぜーんぶこのカラダでやったけど♪ あっ……思い出しただけで濡れてきちゃった……ふふ」
「……!その人の言葉遣いで話すのをやめなさい!それはあなたの身体ではありませ……んひゃあっ!な、なにを……」
思わず声が出てしまった。突然巫女服の衿に手を入れられ胸を鷲掴みにされたのだ。左手で胸を揉まれたまま、右手でブラの上から乳首を探り当てられると執拗に摘まみ上げられ始めた。
「んふふ……私には負けるけど、なかなかいいものを持ってるじゃない。ここコリコリってされると気持ちいいでしょ?私もよく“知ってる”もの」
「あっ、んっ……あっ、ああっ……やめ……くっ、んっ!んんんっ!」
全身に電流が走り甘い余韻とともに脱力感が襲う。こんな風に触られたのは初めてだ。
股の間が湿っていくのと同時に太ももを冷たい何かが伝っていくのを感じた。
「え?嘘でしょ?今のでイッちゃったの?え?そのカラダそんなにいいの?うわ、アソコがぐっしょりじゃない!胸しか触ってないのにそんなによかったんだ……!」
「はぁ……はぁ……知りません、そんなの……早くその身体から出て行ってください……」
「ああ、俺も君のおかげで出て行こうと思ったんだ」
よかった。
満足してくれたんだ。これならおとなしく成仏してくれるかも――――
一瞬でもそう思った自分が馬鹿だった。
女子大生の腕がゆっくりと伸びて下着のなかに入り込み、その手が私の股間に添えられる。
ぐちゅっと恥ずかしい音が聞こえて顔が真っ赤に燃え上がったのが自分で分かった。
「その代わり、あなたに乗り換えるわね」
「え……?」
ずぷっ。
彼女の指が私のアソコの入り口に入り込み、先ほどより強いを快感が背中を震わせながら駆け抜けていった。
「んはあぁあっ!」
声を大きく震わせて喘いでしまった。
その瞬間、目の前をただ漂っていた悪霊の本体が素早く私の口の中へと飛び込んだ。
「かはっ!うぉ……おごぉ……!」
嗚咽の声を上げる私を無視して喉から食道、そしてそのさらに奥に侵入し身体を蹂躙していく。自分が自分じゃなくなる感覚。意識を外へ外へと追いやられ、動かなくなっていく身体に私は涙を流すことしかできなかった。
「うひっ……!うぁあ……あぁ……ぁ……」
勝手に閉じていく視界。もうこの身体は私のものではなくっていた。薄れゆく意識のなかで私はあの人の顔を思い浮かべた。
(せん……ぱ……い…………)
それを最後に、何も考えられなくなった。
見習い巫女の苦悶の声が止むと、彼女は意識を失いうなだれてしまった。その様子に後ろから押さえつけていた女子大生に乗り移った男がほくそ笑んでいると彼女の身体が「びくんっ」と震えた。
「お、そろそろかな?じゃあこのカラダにも飽きたし分身体も戻すか」
唇を耳に近づけ「ふーっ」と息を吹き込むと小さな人魂が耳の穴のなかへと入っていった。
「あひっ!」
ダメ押しで意識を上塗りされ肩を震わせた巫女から嬌声が漏れると女子大生は力なく倒れた。
「ふ、ふふ……」
ひとり立ち尽くしていた見習い巫女がうつむいたまま笑みをこぼす。ぱちっと目を開き、ゆっくりと顔を上げ周囲見回し、後ろで先ほどまで乗り移っていた女性が倒れているのを確認する。
「美紀さんありがとうございました。あなたのおかげでこんなに可愛い女の子になれました。あなたよりも肌がすべすべですよ」
ニコッと笑うとその場でくるっと1回転をした。はらりと袴が持ち上がり彼女のすらりとしたふくらはぎが顔をのぞかせる。
「ふふ、気が向いたらまたそのカラダを使わせてくださいね。そのスケベなおっぱいは私だけのものなんですから♪ あ、彼氏とは別れておいたのでご心配なく♪ とっくのとうに彼のちんこじゃ満足できない身体にしておいたので頑張ってディルドーで性欲を鎮めてくださいね。ついでに後ろの穴も開発しておいたので今度オナニーするときは試してみてください。これが意外とクセになりますよ」
そう言い残すと、彼女はその場から離れ近くの雑木林へと入っていった。
「さあ、可愛い巫女ちゃん。誰かに見られる可能性もゼロじゃないけどここでストリップショーを始めましょうねー」
上着を脱ぎ去り可愛いブラジャーに包まれた胸が姿を現す。下から持ち上げその意外な揉みごたえに感心する。
「こうして見ると思ったより結構大きいな。着痩せするタイプか。ま、俺は大きい方が好きだからいいけど」
揉みながら上下に動かすと谷間が深くなったり浅くなったりして思わず指を突っ込みたくなった。
「いかんいかん。今はストリップに専念しないとな」
今度は股の部分がすっかり濡れそぼってしまった袴を脱ぐ。股からの粘液が下着から溢れ伝ってきており、程よく肉の付いた太もものいやらしさを引き立たてている。
「さっきイッたばかりだし完全に出来上がってるな。さっきからアソコが疼いて仕方ない……そういえば女の愛液をちゃんと嗅いだことはなかったな……」
試しに湿っている部分を嗅いでみると濃厚なメスの匂いが鼻腔内に充満した。
「んは~~っ♪なんだこれ最っ高だろ!発情してフェロモンいっぱいの女の匂いが広がってめちゃくちゃ興奮する……!これがこの娘の興奮したときに男を誘う匂いなんだ……ああ……♪ また勝手に溢れてきた……今は私しかいないのに……男なんていないのに……そっか、私(わたし)が私(おれ)を誘ってるのね……いやらしいカラダ……♪」
「きゅううっ♡」とアソコが高鳴るのを感じた。
興奮で赤らんでいる肌から汗が浮き上がり、彼女を可憐な少女から劣情に満ちた雌へと変えていく。
「はぁ……はぁ……もう我慢できない……」
息を荒げてブラジャーとパンツを脱ぎ去る。濡れたパンツを脱ぐときに外気に触れて肌寒さを感じたと同時にアソコから伸びたねばねばした透明な糸を見て身体が一気に熱くなった。
「スケベすぎるぞ巫女ちゃん……これじゃあどっちが色情魔か分からないじゃねえか」
下卑た笑みを浮かべその場に座り込むと胸に右手を添え、左手は股間へと伸ばした。
「じゃあ……すぅ~っ……これから見習い巫女の野外オナニーを始めまーす!悪霊さん、私のカラダでいっぱい、い~っぱい感じてくださいね♪ 今はあなただけの淫乱巫女ボディです♪ あんっ♪ あ、今また心臓が高鳴りましたね♪ いいですよ、普段の私なら絶対に言わないようなえっちなこと、た~くさん言わせてください♪ 喘がせまくってください♪ あなたの興奮が、私のカラダをどんどんスケベに変えていくんですよ♪」
彼女の言葉遣いを真似て好き放題に言う。こうやって女性を演じて淫らな姿に変えていくことに途方もない興奮を覚えてしまう。生前ならできなかったことだ。性欲に満ちた男の意識に、最高の快楽を与えてくれる女の肉体。まさしく性を貪るために最適の組み合わせだった。
綺麗なお椀型の美乳を揉み、とろとろになったアソコの入り口を上下に擦る。それだけで身体は底知れぬ悦楽が溢れてくる。
「あっあっ……ふわっ……んんっ!……んぁっ!ああっんん!すごい……美紀のカラダより感じる……!あんんっ! っ……ふわっ……これが……この娘の性感……!んあん!」
病みつきになるほどの快楽に翻弄され、熱が高まるにつれて嬌声も大きくなる。人通りが少ない時間とはいえ誰かに聞かれてしまうかもしれないというのにおかまいなしに喘ぎ続ける。今の彼女の頭のなかは気持ちよくなることだけ。快楽一色なのだ。
「ひあっ……やあぁ……わ、わたしだめっ……巫女なのに感じてるっ……んっ!退治、しなきゃ……いけない悪霊に憑依され、て感じまくっちゃってる!はぁん!先輩に知られたらどう思われるかな……あ、あっ♪ ああっもうどうでもいいやぁ♪ どうせ同じように乗っ取っちゃうし……私の手で裏切って、憧れの先輩をめちゃくちゃにして……絶望させてから口のなかにズズズって……イイ、すごくイイ……!今から、あはっ♪ すっごく楽しみ……♪ ああ♡ カラダがまたゾクゾクって喜んでる♡ 乳首もびんびんで……んひゃあん♡」
理性をとっくに捨て去った表情でひたすらに喘ぐ。痛々しいほどに勃起し固くなった乳首を捻り上げながら、クリトリスの皮を剥いて擦り膣内に指を出し入れする。快楽でびくびくと痙攣しっぱなしの身体は弓なりなって昂り続ける。
「おっ、オマ○コの中ぁ……っ、あァン…ぐりぐり、あぁッ、擦れてるぅううっ!!あっ!アッ!いく、イクッ!あっっ、ああッ!」
よだれを垂らしながら喘ぐ彼女の瞳は虚ろで何も映っていない。体内を駆け巡る快楽に精神はついに決壊した。
びくっ!!!!
仰向けになった彼女の腰が持ち上がった。
「 あっあっ、あっッ、あああっ!♡ あッあッあん!んはああぁあアアアアッ!!♡♡」
アソコから大量の潮を吹き、失禁しながらひくひくと身体を震わせる。
全身を脱力ししばらく息を整えながら余韻を楽しむとゆっくりと起き上がった。
「はぁ、はぁ、んは~っ……すごかった……この娘、とんでもない敏感さだ……こんなの知っちまったら他の女で満足できねえじゃねえか……ははっ」
嬉しそうに笑うと片手で乳首を摘まむ。
「んあっ!」という喘ぎ声とともに股間が再び熱くなった。
「ふふ、女の快感は底なしですね……あ、私が淫らな女なだけですか♪ 気に入りました。このカラダを新しい肉体にします。一か月もすれば肉体と魂が混ざり合って俺が私になるでしょう。そしたら今度は先輩のカラダも味見して……ふふふ、ああ先輩。なんで私をひとりで行かせてしまったんですか。あなたのせいで私の肉体は下級霊に乗っ取られ、あなたを狙うえっちで邪悪な巫女さんになってしました♪ あなたが育てた可愛い後輩が、あなたを陥れる存在になるなんて皮肉にもほどがありますね……くすっ……さあ、先輩。いろいろ教えてくださいね。そのすべてをそっくりそのまま、ぶつけてあげます♪」
邪悪な笑みを浮かべた彼女は巫女服を着なおすと、何食わぬ顔で先輩の待つ神社へと帰っていった。
このあと彼女たちに何が待ち受けているのか。
それはまだ誰も知らない。